林業がさかんだった山間部に現存するレトロ局舎|旧芦安郵便局 2024.07.30 レトロ郵便局舎 旧芦安郵便局の概要芦安村は山梨県中巨摩郡に位置していた村で、現在は南アルプス市の一部です。この地域は県の中央西端、郡の西端に位置し、主に山林から成り立っています。村域は北西から南東に長い帯状で、中央部にはフォッサマグナの断層が走っています。西部は富士川の支流である野呂川が、東部は御勅使川が流れ、
岡山県真庭郡(旧大庭郡)に存在した旧河内(こうち)郵便局 2024.07.26 レトロ郵便局舎 旧河内郵便局の概要河内(こうち)郵便局と読みます。大庭郡河内村は明治22年(1889)6月1日、町村制施行に伴い、大庭郡上河内村、下河内村、中河内村が合併して河内村が発足。役場は大字中河内に置かれました。その後、明治33年(1900)4月1日に大庭郡が真島郡と合併し、真庭郡となり、河内村も真庭郡
平成18年に集配廃止・平成24年に廃止された旧三国郵便局 2024.07.23 レトロ郵便局舎 旧三国郵便局の概要三国村(みくにそん)は岡山県和気郡に位置していた村で、現在の備前市吉永町加賀美、笹目、多麻、都留岐(つるぎ)に該当します。旧国名でいえば、備前に属しますが、美作・播磨地域に接することから、「三国」という地名になりました。1878年には都留岐に戸長役場が設置されました。三国村とし
中山道と北国脇往還(善光寺街道)の交差点に位置する旧洗馬郵便局 2024.07.19 レトロ郵便局舎 旧洗馬郵便局の概要洗馬(せば)郵便局のある洗馬は中山道と北国脇往還(善光寺街道)の交差点に位置する宿場町として知られます。洗馬宿とは、馬の足を洗うと元気を取り戻すという言い伝えにちなんで名付けられたとされます。洗馬宿の特徴的な場所として、中山道と善光寺街道が分かれる「別去れ」があります。道標には
横田診療所として活用されていた旧越ヶ谷郵便局 2024.07.16 レトロ郵便局舎 旧越谷(越ケ谷)郵便局の概要越谷市自体は、江戸時代に日光街道の宿場町として栄え、現在は埼玉県の南東部に位置する中核市で、人口は約34万人となっています。市名の由来は、大宮台地の麓にある低地、すなわち「越ヶ谷」から来ています。市は1958年に市制施行され、その後急速に都市化が進みました。越谷駅は東
「YORAIYA角盤」として再生第2フェーズを迎えた旧米子角盤町郵便局 2024.07.15 レトロ郵便局舎 米子角盤町郵便局ができた頃は中海でタツノオトシゴを「この局舎ができた頃は中海もきれいで、漁船も多く出ていました。タツノオトシゴを手ですくったこともあるんですよ」という90歳を超えた角盤文庫の店主がいました。本サイトの管理人がこれまで行ってきたレトロ郵便局の旅の中でもとりわけ印象に残る出会いでした
余田村役場内に併設された旧余田簡易郵便局 2024.07.12 レトロ郵便局舎 旧余田簡易郵便局の概要余田(よた)と読みます。余田簡易郵便局がある余田地区は柳井市の西南隅に位置し、その地形は南北に細長い特徴を持っています。余田地区の範囲は東西で最も広いところで約2キロメートル、南北には約7キロメートルに及びます。この地域は山岳と河川に恵まれ、北部には大平山(標高314メート
鴻之舞鉱山の歴史を今に伝える旧上藻別駅逓所 2024.07.09 レトロ郵便局舎 旧上藻別駅逓所の概要上藻別駅逓所は、紋別市から遠軽町丸瀬布に向かう途中にある、大正15年(1926年)に建てられた歴史的な建物です。これは北海道開拓時代に、運輸、通信、宿泊の機能を兼ね備えた施設でした。現在、上藻別駅逓保存会によって修復され、鴻之舞金山の資料や開拓史料を展示する資料館として一般に
矢田の「矢」と上神代の「神」とを合わせた合成地名を持つ旧矢神郵便局 2024.07.05 レトロ郵便局舎 旧矢神郵便局の概要矢神郵便局の郵便局名にもなった矢神村(やがみそん)の沿革は次の通りです。明治22年(1889年)6月1日、町村制の施行により、哲多郡上神代村と矢田村が合併して矢神村が発足しました。その後、明治23年(1890年)4月1日には、郡制の施行により矢神村は阿賀郡の一部となりました。し
日本近代紙幣の始まりを中心に|エドアルド・キヨッソーネと大山助一 2024.07.02 日本郵便史の知識 (イメージ:日本銀行本館)新たな紙幣3種が令和6年(2024年)7月3日に導入されます。ここでは、近代貨幣に詳しい板橋健彦さんに、特にエドアルド・キヨッソーネと大山助一に焦点を当てながら、特に紙幣において残した足跡についてご紹介いただきます。エドアルド・キヨッソーネは明治の近代的な切
三河湾に浮かぶ離島局の東日間賀簡易郵便局(閉鎖中) 2024.07.01 レトロ郵便局舎 東日間賀簡易郵便局の概要日間賀島(ひまかじま)は、三河湾に浮かぶ離島で、行政上は愛知県知多郡南知多町に属しています。日間賀島は東西に分かれており、「東日間賀」と「西日間賀」に分かれます。全域が三河湾国定公園に含まれ、豊かな自然環境が保護されています。2015年の国勢調査によると、人口は607世帯