現役は1本?幻の郵便差出箱6号 2022.05.18 幻の郵便ポストとして知られる郵便差出箱6号郵便差出箱6号は昭和34年4月にできた郵便ポストで、法的根拠のある郵便ポストのうち、もっとも数少ない郵便ポストとして知られます。一般差出用の通常の郵便ポストの機能に加えて、配達郵便物前送保管を兼ねたもので、足がなく、左右に取り出し口があるのが特徴となって
戦後復興の中で生まれた丸型ポスト|昭和24年 2022.04.01 郵便ポストの戦後復興戦時中に鋳鉄製ポストが軍に供出され、代わってコンクリート製の代用ポストに置き換えられました。コンクリート製のポストは赤いペンキがすぐに剥げて、白いポストになってしまいます。耐久性にも問題があり、空襲で破壊された4700本のポストの復旧、代用ポストを鋳鉄製ポストに戻すことが戦後
高度経済成長期の名残|青ポスト 2022.02.08 青く塗られた速達専用ポスト郵便局のポストは赤いものが当然多いわけですが、中には黄色や緑色のポストなどの変わり種もあります。これらの多くは地域の景観に配慮したものだったり、ご当地の名産物にちなんだ色に特別に塗り直したものだったりするのですが、法的根拠があって青く塗られた郵便ポストも存在します。
日本に設置された最初の郵便ポスト 2022.01.31 郵便創業時点に設置された郵便ポスト日本でいちばん最初の郵便ポストが設置されたのは、日本初の切手である龍切手4種が発行された明治4年3月1日のことです。東京・京都・大阪(大坂)の市内と、東海道の宿駅に約100本のポストが置かれました。最初の郵便ポストは白木で作られていて、都市用ポストと街道筋に置か
郵便ポストが赤い理由について 2022.01.11 長かった「黒ポスト」時代日本のポストが赤いのは、イギリスに郵便制度を学んだからだと説明されることもありますが、公式には目に付きやすい色だからということになっています。日本郵便の父・前島密がイギリスに出張したのは明治4年のことでしたが、明治5年と明治20年に制定されたポストの色はいずれも黒でした。