旧局舎をリノベーションTERA COFFEE and ROASTER|旧横浜妙蓮寺郵便局 2022.08.22 旧横浜妙蓮寺郵便局にコーヒーショップが開店「毎日に特別な一杯を。」をコンセプトに横浜に3店舗を展開するテラコーヒーが令和3年末、旧横浜妙蓮寺郵便局をリノベーションして妙蓮寺店としてオープンしました。横浜妙蓮寺郵便局は令和3年2月22日に移転したところに居抜きで入ったかたちです。かつての昭和レトロ
文化複合拠点「ARUNŌ –Yokohama Shinohara-」として再生|旧横浜篠原郵便局 2022.08.21 ARUNŌ –Yokohama Shinohara-文化複合拠点「ARUNŌ –Yokohama Shinohara-」(以下、「アルノー」)は令和4年8月10日、新横浜駅篠原口から徒歩4分のところにオープンしました。文化複合拠点「アルノー」の名前の由来は、『アルノウ―ある伝書バトの記録
宮沢賢治が葉書を出した局|旧米里郵便局 2022.08.18 旧米里郵便局の概要米里郵便局の設置時点の名称は、人首郵便取扱所(明治7年12月16日)でした。人首(ひとかべ)と聞くと、なんだか不穏な感じもしますが、9世紀初め頃に朝廷軍を苦しめた蝦夷の武将・人首丸の名によるものです。人首丸は地の利を生かして朝廷軍に対して有利に戦いを進めましたが、兵糧攻めに遭い
西国街道に面して建つレトロ局舎|旧魚橋郵便局(高砂魚橋郵便局) 2022.08.16 旧魚橋郵便局の概要土田家住宅旧魚橋郵便局舎は西国街道(旧街道)に面して建つ旧郵便局舎です。西国街道の宿場町としては加古川宿と御着宿のほぼ中間地点にあたります。明治7年12月に魚橋郵便取扱所が土田家住宅内に設置されたのが同局の始まりであり、擬西洋風の木造建築が2代目局舎に当たり、明治37年頃の建造
住田町世田米下大股に残る明治・昭和の局舎|旧大股郵便局 2022.08.14 旧大股郵便局の概要岩手県気仙郡住田町世田米下大股にある郵便局で、明治35年3月1日の開局時点の局舎も納屋跡として残ります。その向かいに昭和、平成の局舎が並んでいます。旧局舎は郵便マークが可愛らしく、局名の文字も他にない独特の書体になっています。旧大股郵便局の詳細情報旧局舎の隣に大
「奇跡の集落」に残るレトロ郵便局|旧吉浜郵便局(解体済) 2022.08.13 旧吉浜郵便局の概要岩手県大船渡市三陸町吉浜にある吉浜郵便局は明治6年6月にできた歴史ある郵便局です。集配業務は大正5年に停止しており、隣の越喜来郵便局が長く集配業務を行ってきました。町の中心部に、昭和12年から昭和63年にかけて使用された旧局舎が美しい状態で保存されています。朱色にパステルカラー
青森県上北郡七戸町のレトロ局舎|旧七戸郵便局 2022.08.09 旧七戸郵便局の概要七戸(しちのへ)郵便局は青森県上北郡七戸町にある旧集配特定郵便局で、明治5年7月1日に開局した七戸郵便取扱所が始まりです。登録有形文化財になっているのは昭和3年1月16日に移転して供用した旧局舎です。昭和38年8月19日に局舎を新築して、約35年の役割を終えました。
前九年の役の古戦場の地にあるレトロ郵便局舎|旧黄海郵便局 2022.08.07 旧黄海郵便局の概要黄海郵便局は明治16年6月1日に五等郵便局として設置されましたが、明治18年1月に一度廃止されています。その後、明治34年12月20日に再度設置されました。昭和16年2月1日に特定郵便局に改定され、長く集配特定局として通信インフラを支えましたが、平成19年に集配業務を藤沢郵便局
ヴォーリズ建築を改装した旧局舎|旧醒井郵便局 2022.08.02 旧醒井郵便局の概要醒井(さめがい)郵便局は中山道の醒ヶ井宿に位置する郵便局です。主要な幹線上にあったこともあり、明治5年2月1日と開局時期は早いのですが、明治17年6月末に一度廃止されてしまいました。今回の醒井郵便局につながる郵便局は明治34年2月1日に新設された局で、昭和61年10月まで集配局
旭川湖が一望できる昔ながらの現役局舎|垪和簡易郵便局 2022.07.31 垪和簡易郵便局の概要垪和(はが)と読みます。中世に美作国垪和郷があった場所で、岡山県美咲町・久米南町・岡山市北区建部にわたる地域を指します。垪和郵便局ができたのは大正8年1月21日のことです。当初は三等無集局でしたが、昭和13年から昭和57年にかけては集配局でした。しかし昭和57年9月20日に集
御所まち近世景観街道の赤塚邸|旧御所郵便局 2022.07.29 旧御所郵便局の概要奈良県中央部に位置する御所(ごせ)は大阪府との県境をなす金剛・葛城山麓に位置する町であり、江戸時代から伊勢街道・竹内街道や高野街道の要衝にあたり、古くから商業のさかんな場所(特に菜種油と大和かすり)でした。御所市内の集配局である御所郵便局の歴史も古く、明治4年12月20日に御所
新たな郵便の聖地-郵便名柄館|旧名柄郵便局 2022.07.29 旧名柄郵便局の概要池口小太郎と聞いて、作家の堺屋太一氏(1935-2019年)のことだとわかる方はかなりの通なのではないでしょうか。名柄郵便局は明治35年11月16日に名柄郵便受取所として設置され、明治36年12月5日に郵便電信受取所に改定、さらに明治38年4月1日に三等無集局に改定されました。