伊予市南東部の農村部に「二代」現存する旧佐礼谷郵便局 2024.11.01 旧佐礼谷郵便局の概要局名にもなっている佐礼谷村(されだにむら)は、昭和30年(1955年)まで愛媛県伊予郡に存在した村で、現在の伊予市の南東部に位置しています。この地域は農山村であり、中山川の上流域に位置し、東に障子山、階上山、南に秦皇山が広がっています。藩政期には大洲藩に属していた佐礼谷は、明
日光脇往還の宿場町として栄えた高萩宿の名残を止める旧日高郵便局(高萩郵便局) 2024.10.29 旧日高郵便局の概要現在の日高郵便局はかつて高萩郵便局という名称でした。そもそもの高萩宿は、江戸時代に日光脇往還の宿場町として栄えた地域で、現在は埼玉県日高市の一部です。高萩村(たかはぎむら)は、埼玉県入間郡にかつて存在し、現在は日高市の東部にあたります。この地域は武蔵野台地の西寄りに位置し、小畔
京都御所の西側のエリアに存在した旧京都堀川下長者町郵便局(2017年9月以降に解体済) 2024.10.25 旧京都堀川下長者町郵便局の概要堀川通りは、京都市を南北に走る主要な道路の一つで、堀川下長者町はこの通りの沿線にあります。堀川通りは、平安時代に造られた堀川に沿って形成されており、現在でもその歴史的な名残を感じることができます。下長者町は、堀川通りの一部として、長者町通りと交差する地点に位置してい
八十八ヶ所巡礼最後の大窪寺にも近い旧五名郵便局 2024.10.22 旧五名郵便局の概要五名郵便局 (ごみょうゆうびんきょく)と読みます。五名村は、かつて香川県大川郡に位置していた村で、現在は東かがわ市五名地区となっています。この地区は四国霊場八十八ヶ所結願の地とされる大窪寺にほど近く、矢筈山・女体山系の周辺に広がる自然豊かな地域です。阿波国と讃岐国を隔てる阿讃山
旧自治体名を局名に掲げている新南陽米光簡易郵便局 2024.10.18 新南陽米光簡易郵便局の概要新南陽市(しんなんようし)は、山口県東部にかつて存在した市です。元々は南陽町という名前でしたが、山形県に同名の南陽市があったため、「新南陽市」と改名されました。平成15年(2003)4月21日、新南陽市は徳山市、熊毛町、鹿野町と合併し、新しく周南市が誕生しました。これに
明治時代からの歴史を持つ愛媛の離島局|旧上浦郵便局 2024.10.15 旧上浦郵便局の概要上浦(かみうら)郵便局の局名にもなっている上浦町は、かつて愛媛県の東予地方、越智郡に位置していた町です。この町は芸予諸島の大三島の東部にあり、藩政期には島の東側にある井口地区に年貢を納める「上の倉」(上倉)が設置されていました。これが「上浦」という地名の由来となりました。近世に
奥州街道と羽前街道の分岐点にあたる宮宿と旧宮郵便局 2024.10.11 旧宮郵便局の概要宮郵便局のある地域は、奥州街道と羽前街道の分岐点であたり、伊達家が参勤交代が仙台を出立して最初の宿場町として栄えました。いつ成立したのかは不明ですが、刈田嶺神社が所在することから、この地域は古くから「宮」と呼ばれていました。江戸中期には78軒の町屋が並んでおり、近代以降は商家が多
大仙市の中心部の北東に位置する旧四ッ屋郵便局 2024.10.11 旧四ッ屋郵便局の概要四ツ屋郵便局の局名は、かつて仙北郡に属していた四ツ屋村に由来します。四ツ屋村は、1889年(明治22年)4月1日に町村制が施行され、四ツ屋村、新谷地村、高関上郷村、松倉村の区域をもって発足しました。1954年(昭和29年)5月3日に大曲町、花館村、内小友村、大川西根村、藤木村
「景虎」で知られる諸橋酒造社屋の一部となった旧荷頃郵便局 2024.10.08 旧荷頃郵便局の概要荷頃郵便局 (にごろゆうびんきょく)と読みます。荷頃村は、新潟県古志郡にかつて存在した村で、現在の長岡市に位置しています。この村は、明治22年(1889)に町村制の施行により、北荷頃村、本津川村、比礼村、大野村が合併して誕生しました。その後、明治34年(1901)には一之貝村と
御許山(馬城峰)の西方、藻寄川上流に広がる山間地域にある旧西馬城郵便局 2024.10.04 旧西馬城郵便局の概要西馬城(にしまき)郵便局と読みます。大分県宇佐市に位置し、かつて宇佐郡にあった村です。地名の「馬城」は「馬城峰」に由来しています。西馬城は御許山(馬城峰)の西に位置し、藻寄川の上流に広がる山間部の地域です。1889年(明治22年)4月1日に町村制が施行され、宇佐郡の上矢部村、
和紙の生産と市川花火が盛んだった地域にある旧市川大門郵便局 2024.09.27 旧市川大門郵便局の概要市川大門郵便局の局名にもなっている市川大門は甲府盆地の最南端に位置し、古くから交通と商業の要所として重要な役割を果たしてきました。山梨県南部、西八代郡にかつて存在した町で、現在は市川三郷町の一部となっています。地名の「市川」と「大門」は、地域の歴史と地理に深く根ざしています
「飯能の奥座敷」と呼ばれた地域にある旧原市場郵便局 2024.09.20 旧原市場郵便局の概要原市場郵便局のある原市場は自然豊かな地域で、名栗村との合併以前は「飯能の奥座敷」と呼ばれていました。山あいに住宅地が広がり、のどかな風景が特徴です。原市場川が流れる風景は美しく、春には桜、夏には緑、秋には紅葉、冬には雪景色が楽しめます。また、近くには天覧山や多峯主山へのハイキ