旧千種郵便局の概要
千種村（ちくさむら）は、三重県三重郡にあった村で、現在の菰野町の中部に位置し、概ね三滝川の左岸にあたります。地理的には釈迦ヶ岳の山岳や三滝川、朝明川、海蔵川、竹谷川、鳥井戸川などの河川が特徴です。
千種村は、明治22年（1889年）4月1日に町村制の施行により、潤田村、音羽村、千草村の区域をもって発足しました。その後、昭和30年（1955年）4月1日に朝上村と合併して朝明村が発足し、同日に千種村は廃止されました。
旧千種郵便局の詳細情報
千種郵便局の沿革は、まず明治15年（1882年）5月9日に五等郵便局として設置されましたが、明治17年（1884年）6月30日に一旦廃止されました。その後、昭和3年（1928年）6月6日に再び郵便取扱所として設置されました。昭和11年（1936年）1月11日に三等無集局に改定され、さらに昭和16年（1941年）2月1日に特定無集局に改定されました。
旧千種郵便局のアクセス
現在の郵便局舎からほど近い場所に所在します。
千種郵便局の基本情報
千種郵便局は明治15年に一度設置されていますが、こちらは短命局です。現在の千種郵便局（三重県）は昭和３年に新設された郵便取扱所を起源とします。
所在地
〒510-1251
三重県三重郡菰野町千草2993－2
千種郵便局の沿革
明治15.05.09 設置 五等郵便局
明治17.06.30 廃止
昭和03.06.06 設置 郵便取扱所
昭和11.01.11 三等無集局に改定
昭和16.02.01 特定無集局に改定
＊沿革は『日本郵便局名鑑 』森 寿博 編著／武田 聡 追補／鳴美、2021年より。