「飯能の奥座敷」と呼ばれた地域にある旧原市場郵便局

旧原市場郵便局の概要

原市場郵便局のある原市場は自然豊かな地域で、名栗村との合併以前は「飯能の奥座敷」と呼ばれていました。山あいに住宅地が広がり、のどかな風景が特徴です。原市場川が流れる風景は美しく、春には桜、夏には緑、秋には紅葉、冬には雪景色が楽しめます。また、近くには天覧山や多峯主山へのハイキングコースもあり、自然愛好家に人気です。

原市場の歴史は元禄年間に始まり、天領高麗郡日影村から分村しました。1747年(延享4年)には一橋徳川家領となり、幕府直轄の天領として発展しました。1874年(明治7年)には曲竹村を合併し、1876年(明治9年)には埼玉県に所属しました。1889年(明治22年)には町村制施行により、周辺の村と合併して高麗郡原市場村が成立し、1896年(明治29年)には高麗郡が入間郡と統合されました。1956年(昭和31年)には飯能市に編入されています。

旧原市場郵便局

旧原市場郵便局の詳細情報

原市場郵便局は、明治35年(1902年)12月16日に三等郵便局として設置されました。昭和16年(1941年)2月1日には特定郵便局に改定されました。旧局舎は現在も原市場郵便局の関連施設として使用されています。

旧原市場郵便局

旧原市場郵便局のアクセス

所在地
〒357-0124
埼玉県飯能市原市場

アクセス
車:首都圏中央連絡自動車道「狭山日高IC」から25分
車:西武鉄道・池袋線「高麗駅」から15分

旧原市場郵便局
旧原市場郵便局

原市場郵便局の基本情報

現在の局舎はすぐ近くにあります。現在も利用されている施設ということもあり、よく手入れされていて、保存状態も良好です。

所在地
〒357-0199
埼玉県飯能市原市場633-3

原市場郵便局の沿革
明治35.12.16 設置 三等郵便局
昭和16.02.01 特定郵便局に改定

沿革は『日本郵便局名鑑 』森 寿博 編著/武田 聡 追補/鳴美、2021年より。

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