この町に唯一の局である平渓郵便局(平渓郵局)には、なんと昭和16年に設置された日本統治時代の郵便ポストがあり、今もなお現役で使用されています。

台湾最古!日本統治時代の現役丸型ポスト|平渓郵局

台湾最古の現役郵便ポスト|昭和16年

台北と基隆の郊外に位置する平渓(へいけい)という山あいの町に昭和16年の日本統治時代の郵便ポストが1本現役で使用されています。平渓老街を中心にちょっとした観光地となっていて、トレッキングをする方の休憩地としても親しまれています。投函口の形状は異なりますが、郵便物を取り出す仕組みなどは今日の日本の丸型ポストと共通点も多くみられます。

平渓郵局老郵筒

台湾の風景スタンプとゴム印の押印スペース

最古の郵便局の横には、台湾最古の郵便ポスト投函をしたことを示すゴム印と台湾の風景スタンプを押印するスペースが設けられています。台湾の郵便局の一部には風景スタンプが用意されており、手紙やはがきのワンポイントとして自由に押せるようになっています。日本の風景印とは異なり、郵便切手を貼付する必要はなく、いわゆるカシェスタンプのように使用することができます。図案には平渓鉄道が描かれています。

平渓郵局老郵筒

平渓郵局老郵筒前のスタンプ台

平渓郵便局(平渓郵局)の詳細情報

平渓郵便局は販売されている切手の種類も限られています。あらかじめ必要な切手類を用意してから現地へ行ったほうが無難でしょう。また、平渓郵便局は通常よりも営業時間が短いため、この点も注意が必要です。ローカル線の平渓線で行くのがわかりやすいのですが、タイミングによっては汐止駅などから路線バスを利用するとよいでしょう。乗換案内などをみながらご判断ください。また、最古の郵便ポストはやや傾斜のきつい階段を上がった場所にありますので、併せて注意が必要です。

平渓郵局老郵筒

平渓郵便局(平渓郵局)へのアクセス

所在地
新北市平溪區平溪街42號
アクセス
汐止駅から路線バスF905の平渓(新巴士)から徒歩2分
平渓火車站(平渓線)から徒歩2分

平渓郵局老郵筒

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