現役レトロ郵便局のアイドル的存在|東大芦簡易郵便局

東大芦簡易郵便局の概要

かつて東大芦郵便局という局がありました。昭和15年6月11日に開局した郵便取扱所で、ほどなく三等郵便局に改定されました。無集配の特定郵便局だった時期が長く続きますが、昭和61年3月30日をもって廃止し、同日に東大芦簡易郵便局となりました。令和にも続く戦前の木造局舎の1つであり、周辺の自然環境の美しさもあってSNSでもっとも話題になった現役のレトロ郵便局といえるのではないでしょうか。

東大芦簡易郵便局

東大芦簡易郵便局の詳細情報

明治22年4月1日に栃木県上都賀郡東大芦村ができ、昭和29年10月1日に周辺の6村とともに鹿沼市になりました。のどかな田園風景の中車を走らせて辿り着いたこの郵便局は、生い茂った木々に囲まれ、トトロの映画から抜け出てきたように感じます。付近には大芦川が流れます。大芦川の上流をなす西沢には大天狗で知られる古峯神社があります。東沢は大滝を源流とする清流で、純血種のニッコウイワナの生息地でもあります。

現地情報によると、局舎は昭和17年築と伝えられます(開局は昭和15年)。現局長(岩本局長)の曾祖父にあたる方が私費で局舎を建て、祖父に代替わりして閉める予定だったとのことですが、近隣に郵便局がない地域という事情と、郵政からの要請もあって続けることになりました。日付印は今もなお金属印を使っており、トントンという心地よい音を立てながら押印する昭和の郵便局さながらの光景が楽しめました。(令和3年夏時点)

東大芦簡易郵便局

東大芦簡易郵便局のアクセス

所在地
〒322-0255
栃木県鹿沼市引田1876-10

アクセス
バス:鹿沼市民バス・古峰原線「東武新鹿沼駅」から乗車、「引田橋」下車、徒歩4分
徒歩:板荷駅から6.6㎞

東大芦簡易郵便局

東大芦簡易郵便局の基本情報

戦前から続く小規模な局所をそのまま改修しながら使い続けている簡易郵便局です。

東大芦郵便局の沿革
昭和15.06.11 設置 郵便取扱所
昭和15.12.01 三等無集局に改定
昭和16.02.01 特定無集局に改定
昭和61.03.30 廃止  引継:加園

東大芦簡易郵便局の沿革
昭和61.03.30 設置 簡易局

沿革は『日本郵便局名鑑 』森 寿博 編著/武田 聡 追補/鳴美、2021年より。

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