旧マキノ沢郵便局の概要
マキノ沢郵便局はかつて百瀬郵便局でしたが、マキノ町が発足して百瀬村がなくなってしばらくした昭和30年11月1日にマキノ沢郵便局に改称しました。同局の旧局舎が現存していますので、ここに紹介します。郵便局マークなどの名残はなく綺麗に改装されていますが、玄関付近がいかにも昔の郵便局といった感じです。
旧マキノ沢郵便局の詳細情報
カタカナの自治体名でもっとも古いのが、かつての滋賀県高島郡マキノ町(ちょう)で、海津村・百瀬村・剣熊村・西庄村が昭和30年(1955)1月1日に合併してできました。それからちょうど半世紀後の平成17年(2005)1月1日に今津町・朽木村(くつきむら)・安曇川町(あどがわちょう)・高島町・新旭町と合併して高島市となっています。
マキノは大正の終わりに開発されたスキー場に由来します。滋賀県立今津中学校教諭の広井親之助が西庄村牧野にある赤坂山(824m)の山麓に注目し、西庄村長だった井花伊左衛門の協力を得ながら、スキー場を開発したのが大正13年(1924)頃とされます。大正14年(1925)2月には大阪朝日新聞の後援でスキー競技会が開かれました。これがマキノスキー場の始まりです。
旧マキノ沢郵便局のアクセス
所在地
〒520-1821
滋賀県高島市マキノ町沢
アクセス
車:JR西日本・湖西線「マキノ駅」「近江中庄駅」から5分
マキノ沢郵便局の基本情報
マキノ沢郵便局はかつてのスキー場から最寄りの郵便局であり、メタセコイア並木からもほど近い場所にあります。
所在地
〒520-1821
滋賀県高島市マキノ町沢1353
マキノ沢郵便局の沿革
大正01.12.16 設置 三等無集局 設置名称「百瀬」
昭和16.02.01 特定無集局に改定
昭和30.11.01 現名称に改称
*沿革は『日本郵便局名鑑 』森 寿博 編著/武田 聡 追補/鳴美、2021年より。