旧中私都郵便局の概要
中私都(なかきさいち)郵便局の局名にもなっている中私都村(なかきさいちそん)は、かつて鳥取県八頭郡に存在していた村で、1896年(明治29年)3月31日までは八東郡に属していました。現在の八頭町覚王寺、市場、上津黒、下津黒、別府、篠波に相当します。平安時代には因幡国八上郡私部郷に属し、藩政時代には鳥取藩領八東郡私都郷に属する6つの村が合併して発足しました。明治22年(1889年)の町村制施行により、正式に中私都村が発足し、1957年(昭和32年)3月31日に郡家町(3代)と合併して廃止されました。
旧中私都郵便局の詳細情報
中私都郵便局は、昭和2年(1927年)3月26日に郵便取扱所として設置されました。昭和5年(1930年)2月1日に三等無集局に改定され、昭和16年(1941年)2月1日に特定無集局に改定されました。さらに、昭和22年(1947年)6月1日には集配業務を開始しましたが、平成18年(2006年)10月16日に集配業務は廃止され、その業務は郡家郵便局に引き継がれました。所在地は鳥取県八頭郡八頭町市場です。
旧中私都郵便局のアクセス
所在地
〒680-0311
鳥取県八頭郡八頭町市場
アクセス
車:JR西日本・因美線「東郡家駅」から8分
中私都郵便局の基本情報
現在の局舎は麻生国府線という道路に面しています。付近には私都川が流れています。
所在地
〒680-0311
鳥取県八頭郡八頭町市場153-5
中私都郵便局の沿革
昭和02.03.26 設置 郵便取扱所
昭和05.02.01 三等無集局に改定
昭和16.02.01 特定無集局に改定
昭和22.06.01 集配開始
平成18.10.16 集配廃止 引継:郡家
*沿革は『日本郵便局名鑑 』森 寿博 編著/武田 聡 追補/鳴美、2021年より。