旧小部郵便局の概要
小部(おべ)郵便局と読みます。設置名称は波方(なみかた)でしたが、途中から集落名の小部郵便局となりました。
波方町(なみかたちょう)は、愛媛県東予地方、高縄半島の北端に位置し、瀬戸内海の交通の要衝として海運業が発展した町です。明治22年(1889)の町村制施行で波方村として成立し、昭和35年(1960)に町制を施行して波方町となりました。中世には縄文時代や弥生時代の遺跡が確認され、近代には海運業やタオル産業が発展しました。また、波方港の築港や中・四国フェリーの運航など、交通や物流の拠点として重要な役割を果たしてきました。平成17年(2005)1月16日、今治市や周辺市町村との新設合併により自治体としての波方町は消滅し、現在は今治市の一部となっています。
旧小部郵便局の詳細情報
小部郵便局は、愛媛県今治市波方町小部に位置する郵便局で、大正4年(1915年)12月1日に「波方郵便局」として三等無集局として設置されました。その後、大正9年(1920年)7月1日に「小部郵便局」と改称され、現在の名称となりました。昭和16年(1941年)2月1日には特定無集局に改定されています。
旧小部郵便局のアクセス
所在地
〒799-2103
愛媛県今治市波方町小部
アクセス
車:「波方駅」から4分
車:「今治北IC」から約11分
小部郵便局の基本情報
現在の郵便局舎は波方環状線(県道166号)沿いにあります。
所在地
〒799-2103
愛媛県今治市波方町小部甲628
小部郵便局の沿革
大正04.12.01 設置 三等無集局 設置名称「波方」
大正09.07.01 現名称に改称
昭和16.02.01 特定無集局に改定
*沿革は『日本郵便局名鑑 』森 寿博 編著/武田 聡 追補/鳴美、2021年より。