旧荻窪郵便局電話用事務室の概要
荻窪郵便局電話用事務室は、昭和7年(1932)に竣工した建物で、著名な建築家・山田守によって設計されました。この建物は、荻窪駅南口を出て徒歩数分のところに位置しています。現在でもその建物は存在し、かつては「NTT東日本荻窪ビル」として使用されていました。
この建物は歴史的価値が一般にはあまり知られていません。その理由の一つは、建物正面の特徴的な部分が外装パネルで覆われているため、設計当初の意匠が隠されていることにあります。これにより、通行人にとっては戦前の建築であることがわかりにくい状態となっています。
旧荻窪郵便局電話用事務室の詳細情報
荻窪郵便局電話用事務室は、昭和7年(1932年)に竣工した建物で、山田守が設計しました。山田守は逓信省経理局営繕課に所属し、郵便局や電話局、病院など、数多くの公共建築を手がけています。この建物もその一つで、竣工当時は大きく使用されたガラス窓が美しく、モダンなデザインが特徴的でした。
旧荻窪郵便局電話用事務室のアクセス
所在地
〒167-0051
東京都杉並区荻窪4丁目31−1
アクセス
徒歩:JR東日本・東京地下鉄「JR 荻窪駅」から5分
旧荻窪郵便局電話用事務室の基本情報
荻窪駅前のにぎやかな商業地から住宅街にさしかかるあたりに所在しています。側面はかろうして逓信建築としての名残を感じさせます。
旧荻窪郵便局電話用事務室の沿革
昭和7(1932)年に竣工