松に囲まれて装飾の美しい旧大江山郵便局(新潟中央卸売市場内郵便局)

旧大江山郵便局(新潟中央卸売市場内郵便局)の概要

郵便局名にもある大江山ですが、そのような山が存在するわけではありません。新潟市江南区の「大江山」という地名は、明治34年(1901)に山岡村、山通村、大淵村、江口村が合併して成立しました。この地名は、それぞれの村名の頭文字を組み合わせて名付けられたもので、「大淵」の「大」、「江口」の「江」、「山通」と「山岡」の「山」を繋げ、新しい村としての一体感を象徴しています。その後、昭和32年(1957)5月3日に大江山村は新潟市へ編入されました。この編入に伴い、大江山村は自治体として消滅し、合併後は新潟市の石山地区の管轄となりました。その後、平成19年(2007)4月1日に新潟市が政令指定都市へ移行した際、大江山地区は江南区の一部となり、現在に至っています。

旧新潟中央卸売市場内郵便局

旧大江山郵便局(新潟中央卸売市場内郵便局)の詳細情報

新潟市江南区茗荷谷に位置する新潟中央卸売市場内郵便局は、昭和15年(1940)12月16日に「大江山郵便局」として設置され、その後昭和16年(1941)2月1日に特定無集局へ改定されました。平成19年(2007)8月27日に現在の名称に改称し、約2km離れた新潟市中央卸売市場内で業務を行っています。

旧新潟中央卸売市場内郵便局

旧新潟中央卸売市場内郵便局

旧大江山郵便局(新潟中央卸売市場内郵便局)のアクセス

所在地
〒950-0112
新潟県新潟市江南区松山

アクセス
車:JR東日本・信越本線「亀田駅」から7分
車:日本海東北自動車道「新潟空港IC」から7分

旧新潟中央卸売市場内郵便局

先代の郵便局舎

旧新潟中央卸売市場内郵便局

先々代の郵便局舎

新潟中央卸売市場内郵便局の基本情報

新潟市中央卸売市場は、生鮮食品を全国から集めて仕分けし取引する施設で、地域の食卓を支える重要な役割を担っています。市場内は「青果」「水産」「花き」それぞれを扱う建物が分かれた広大な敷地を有し、全国65の中央市場の中でも規模の大きい部類に属します。郵便局もこの市場内に位置し、利用者や業務関係者に利便性を提供しています。

所在地
〒950-0114
新潟県新潟市江南区茗荷谷711

新潟中央卸売市場内郵便局の沿革
昭和15.12.16 設置 三等無集局 設置名称「大江山」
昭和16.02.01 特定無集局に改定
平成19.08.27 現名称に移転改称

沿革は『日本郵便局名鑑 』森 寿博 編著/武田 聡 追補/鳴美、2021年より。

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