旧沢江郵便局の概要
沢江は、三隅町が長門市と合併する前の町境に位置する小さな集落(字)で、目の前には美しい仙崎港を望む場所にあります。三方を山々に囲まれた三隅町は、かつて北国往還、九州往還、山口往還の三つの街道が交わる地だったことから、「三隅」という地名の由来になったとも言われています。幕末の長州藩家老で、藩政改革に力を尽くした村田清風の旧宅「三隅山荘」や「清風館」があることでも知られます。
旧沢江郵便局舎はとても奥行きと広がりを感じさせる古民家で、瓦の細工まで凝った造りでした。今はとてものんびりとした雰囲気ですが、かつてはさぞかし繁栄した集落なのだろうなと感じさせます。

旧沢江郵便局の詳細情報
沢江郵便局(さわえゆうびんきょく)は、山口県長門市三隅下に位置する郵便局です。この郵便局は大正4年(1915年)11月11日に三等無集局として設置され、その後、昭和16年(1941年)2月1日に特定無集局に改定されました。

旧沢江郵便局のアクセス
所在地
〒759-3803
山口県長門市三隅下沢江
アクセス
車:JR山陰本線「長門市駅」または「長門三隅駅」から約5分
車:中国自動車道「美祢IC」から約40分

沢江郵便局の基本情報
現在の沢江郵便局は三隅川河口にある湾に面したところに位置します。県道287号(長門三隅線)沿いのわかりやすい場所です。
所在地
〒759-3803
山口県長門市三隅下4061-3
沢江郵便局の沿革
大正04.11.11 設置 三等無集局
昭和16.02.01 特定無集局に改定
書留引受局記号:6376ア
為替番号:55188
*沿革は『日本郵便局名鑑 』森 寿博 編著/武田 聡 追補/鳴美、2021年より。