旧清内路郵便局の概要
清内路郵便局は、長野県下伊那郡阿智村清内路(せいないじ)に所在する郵便局で、かつて独立した自治体であった清内路村の中心に位置しています。清内路村は平成21年(2009)3月31日に阿智村へ編入されましたが、現在も山間集落としての性格を色濃く残しています。
清内路は長野県南西端に位置し、標高1,500m前後の山々に囲まれた山村です。木曽谷と伊那谷を結ぶ清内路峠(国道256号)が地域の要路となっており、古くから両地域を結ぶ交通の結節点として機能してきました。耕地に乏しい地形から、養蚕や煙草栽培とともに、山腹へ季節的に移り住む「出づくり」と呼ばれる生活様式が営まれてきました。

旧清内路郵便局の詳細情報
清内路郵便局は、このような山村における通信拠点として設置され、明治34年(1901)3月20日に郵便受取所として発足しています。明治38年(1905)4月1日には三等無集局に改定され、昭和4年(1929)2月21日には集配業務を開始しました。山間部に点在する集落を結ぶ通信の要として機能してきた局といえます。その後、昭和16年(1941)2月1日に特定郵便局へ改定され、地域の郵便局として存続しましたが、平成19年(2007)3月12日に集配業務が廃止され、現在は阿智郵便局へ引き継がれています。
旧局長宅と一体化した旧局舎はペンキ塗りされて、良好な状態で活用されています。

旧清内路郵便局のアクセス
所在地
〒395-0401
長野県下伊那郡阿智村清内路下清内路(現局前の道路を渡り、向かいの斜面を上がる)
アクセス
JR東海・飯田線「切石駅」から車で約27分
中央自動車道「園原IC」から車で約13分


清内路郵便局の基本情報
清内路郵便局は、峠を越える交通と山村の生活に支えられて成立した郵便局の一例であり、山間地域における通信網の展開を考える上でも興味深い存在です。
所在地
〒395-0401
長野県下伊那郡阿智村清内路370-1
清内路郵便局の沿革
明治34.03.20 設置 郵便受取所
明治38.04.01 三等無集局に改定
昭和04.02.21 集配開始
昭和16.02.01 特定郵便局に改定
平成19.03.12 集配廃止 引継:阿智
*沿革は『日本郵便局名鑑 』森 寿博 編著/武田 聡 追補/鳴美、2021年より。