奥州街道の名残を今も残す旧宮野郵便局 2025.09.30 レトロ郵便局舎 旧宮野郵便局の概要かつて奥州街道の宮野宿(現・築館下宮野)があった場所であり、東北における郵便創業と同日の明治5年7月1日に宮野郵便取扱所が設置されました。現在の宮野郵便局の近くには、皇大神社があり、蝦夷地支配のために大和朝廷の皇子(神話時代の天皇である安寧天皇の子)がのりこんできてこの地に住み
丸型ポストとともに石見銀山街道の宿場町を見守る旧御調郵便局(旧市村郵便局) 2025.01.05 レトロ郵便局舎 旧御調郵便局(旧市村郵便局)の概要郵便局名にもなっている御調町(みつぎちょう)は、広島県御調郡にかつて存在した町で、古くから交通の要衝として発展しました。石見銀山街道と古代山陽道が交差する地域に位置するとされ、街道沿いの宿場町としても知られています。昭和30年(1955年)2月1日、御調郡の市村
中山道の舟運の湊(鏡島湊)として栄えて旧鏡島郵便局 2024.12.24 レトロ郵便局舎 旧鏡島郵便局の概要鏡島(かがしま)と読みます。鏡島村は岐阜県稲葉郡にあった村で、現在は岐阜市の一部です。長良川の東岸と南岸に位置し、かつては中山道の船運の湊として栄えていました。奈良時代には「乙津島」と呼ばれ、鏡島という名前の由来は、空海がこの地に赴き龍神に向けて鏡をかざした伝説にちなむとされて
東海道と中山道を結ぶ脇往還「美濃路」における宿場町の面影を残す旧稲沢稲葉郵便局 2023.11.17 レトロ郵便局舎 旧稲沢稲葉郵便局の概要稲葉(いなば)は、愛知県稲沢市にある地域で、江戸時代には東海道と中山道を結ぶ脇往還「美濃路」における宿場町として栄えました。この稲葉宿は、隣接する小沢村とともに形成され、交通の要衝として機能しました。近代に入ると、明治11年(1878)の郡区町村編制法によって中島郡役所が設