對雙鑑浦堂として地域のために活用|旧野間郵便局 2022.05.03 レトロ郵便局舎 旧野間郵便局の概要野間郵便局は愛知県美浜町にある郵便局で、明治13年12月に設置されました。美浜町は知多半島南部に位置する自治体で、三河湾と伊勢湾に面していますが、野間郵便局は伊勢湾の海岸線近くにあります。国の登録有形文化財として知られる擬西洋風局舎が有名ですが、野間郵便局の歴代局舎が複数現存し
現存する明治末期の二等郵便局|旧軽井沢郵便局(軽井沢タリアセン・明治四十四年館) 2022.04.27 レトロ郵便局舎 旧軽井沢郵便局の概要もともと軽井沢には、明治5年9月24日開局の軽井沢郵便取扱所(明治8年1月1日に郵便局に改定)がありましたが、明治17年8月15日に廃止され、それから数年間は近隣の追分郵便局が集配を行うことになります。軽井沢宿は中山道の宿場町であり、追分宿(信濃追分)・沓掛宿(中軽井沢)とと
後藤家住宅旧郵便局舎|旧岐阜東郵便局(旧芥見郵便局) 2022.04.23 レトロ郵便局舎 旧芥見郵便局(後藤家住宅旧郵便局舎)の概要岐阜県の芥見郵便局(現・岐阜東郵便局)は明治9年9月にできた五等郵便局の芥見郵便局を起源とします。明治36年3月5日からは後藤家が郵便局長を務め、現存する旧郵便局舎は昭和12年5月11日に旧局舎に隣接する位置に新築されたものです。もともと岐阜県稲葉郡芥見
大正末期の旧甲府法人会館に入居|甲府中央四郵便局 2022.04.19 レトロ郵便局舎 甲府中央四郵便局の概要甲府中央四郵便局(山梨県甲府市)は明治23年6月に設置された相生町郵便受取所を起源とします。郵趣界においては明治32年10月以降の緑町ないし甲府緑町の局名表示の縦書丸一印(非郵便)がもっとも多くみられます。明治38年4月には三等無集局に改定されました。甲府中央四
観光案内施設として活用|旧伏見郵便局(松屋山田家住宅) 2022.04.03 レトロ郵便局舎 旧伏見郵便局の概要伏見郵便局(岐阜)は明治9年に五等郵便局として設置されましたが、明治19年3月31日をもって廃止されました。その後、新設の三等郵便局(無集配)として昭和8年3月26日に設置されました。請願による置局で、窓口業務が中心の小規模な郵便局舎でした。昭和18年3月22日から通話事務が行
明治33年の現役最古の郵便局舎|下関南部町郵便局 2022.03.28 レトロ郵便局舎 下関南部町郵便局(赤間関郵便局・下関郵便局・下関東郵便局)の概要下関は最初の郵便局ができたのは明治4年12月のこと。設置名称は赤間関郵便取扱所でした。赤間関郵便局が電信局と合併して郵便電信局となったのは、明治21年1月20日です。下関郵便電信局になったのは、下関市に改称したのと同じ明治35年6月
北谷道具博物館として山間部の暮らしを伝える|旧北谷郵便局 2022.03.20 レトロ郵便局舎 旧北谷郵便局の概要北谷郵便局は明治7年7月開設の谷村郵便取扱所を起源とします。一向一揆の拠点となった谷城に近く、明治17年から明治43年にかけて谷郵便局と称してきました。北谷郵便局と改称したのは明治43年10月16日のことです。木造二階建ての旧局舎は大正時代の終わりに民家として建てられ、昭和12
身延山の大工が手掛けた旧局舎|旧小井川郵便局 2022.03.17 レトロ郵便局舎 旧小井川郵便局(田富郵便局)の概要小井川郵便局のルーツを遡ると、明治7年7月にできた布施郵便取扱所に行き着きます。明治8年5月に布施郵便局から小井川郵便局に改称しました。現存する旧小井川郵便局舎は昭和5年頃に身延山の大工(下山大工)によって建てられたもので、木造洋風建築となっています。昭和34年
観光案内所・地域の施設としての機能|旧真壁郵便局 2022.03.12 レトロ郵便局舎 旧真壁郵便局の概要真壁郵便局は、明治5年7月1日に真壁郵便取扱所として設置されたのが始まりです。明治33年12月には郵便電信局となりました。登録有形文化財になっているのは昭和2年建築の建物で、昭和2年に第五十銀行(現・常陽銀行)真壁支店として建設されたものです。その後、所有者も替わり、幾度かの転
大正時代の旧局舎が現存|旧武生郵便局(M工房) 2022.03.04 レトロ郵便局舎 旧武生郵便局(M工房)の概要福井県における郵便は明治5年7月に始まりました。足羽県では福井・金津・坂井港・大野・勝山の五か所、敦賀県では敦賀・疋田・今庄・武生・佐柿・小浜・熊川・安賀里・高浜の九か所に郵便取扱所が置かれることになります。いずれもかつて宿駅などがあった交通の要衝の地であり、とりわけ
オシャレなカフェとして文化財を活用|旧常陸北条郵便局 2022.03.02 レトロ郵便局舎 旧常陸北条郵便局の概要筑波郵便局は明治5年7月1日に設置された北条郵便取扱所を起源とします。現存する旧北条郵便局舎は昭和8年のもので、昭和37年10月1日に移転するまで使用されていました。このときの移転と同時に筑波郵便局と改称しています。もっとも、つくば市の中心的な郵便局は筑波学園郵便局であり、
和と洋を装うモダンな郵便局舎|旧下郡郵便局 2022.03.01 レトロ郵便局舎 旧下郡郵便局の概要下郡郵便局は明治13年5月に開設されました。良好な状態で現存する平屋建ての旧局舎は昭和9年にできたものです。昭和初期の三等郵便局・特定郵便局の雰囲気をよくとどめています。小規模な局舎ながら、昭和11年6月30日から通話・電報受付を開始し、昭和13年5月21日からは電報配達も行い