旧北房郵便局の概要
北房郵便局(ほくぼうゆうびんきょく)と読みます。岡山県北部に位置する旧北房町(現在の真庭市)は、古くから交通の要衝として栄え、津山方面と新見方面を結ぶ分岐点として重要な役割を果たしてきました。北房町の町名は上房郡の北辺に位置することを意味しています。
北房郵便局の旧称に通じる呰部町は、明治22年(1889年)6月1日の町村制施行により、阿口村、上呰部村、下呰部村が合併して阿賀郡呰部村として発足しました。明治33年(1900年)4月1日、阿賀郡の一部が上房郡に編入されたことで呰部村も上房郡に属することになりました。その後、昭和4年(1929年)7月1日に町制を施行し呰部町となりました。昭和28年(1953年)10月1日、呰部町は上水田村、水田村、中津井村と合併し、北房町が発足しました。同日に呰部町は廃止され、旧呰部村の3つの大字(阿口、上呰部、下呰部)は北房町に継承されました。現在、これらの地名は真庭市の大字として受け継がれています。

旧北房郵便局の詳細情報
北房郵便局の歴史は、明治11年(1878年)7月1日に「下呰部(しもあざえ)」の名称で五等郵便局として設置されたことに始まります。その後、明治15年(1882年)4月18日に四等郵便局に改定され、明治19年(1886年)4月26日には三等郵便局に改定されました。明治24年(1891年)3月27日には「呰部(あざえ)」と改称され、明治35年(1902年)1月16日には三等郵便電信局に改定、さらに明治36年(1903年)4月1日には再び三等郵便局となりました。
昭和16年(1941年)2月1日には特定郵便局に改定され、その後昭和32年(1957年)2月11日に「北房郵便局」と改称され、現在に至っています。

旧北房郵便局のアクセス
所在地
〒716-1433
岡山県真庭市下呰部
アクセス
車:中国自動車道「北房IC」より6分


北房郵便局の基本情報
現在の郵便局舎は国道313号沿いに移転しています。令和2年(2020)1月に訪問した際には、昔ながらの町並みが残るエリアには先代の郵便局舎(高杉薬局となったのは先々代の局舎)も残されていました。
所在地
〒716-1499
岡山県真庭市下呰部249-7
北房郵便局の沿革
明治11.07.01 設置 五等郵便局 設置名称「下呰部」
明治15.04.18 四等郵便局に改定
明治19.04.26 三等郵便局に改定
明治24.03.27「呰部」と改称
明治35.01.16 三等郵便電信局に改定
明治36.04.01 三等郵便局に改定
昭和16.02.01 特定郵便局に改定
昭和32.02.11 現名称に改称
書留引受局記号:5759
為替番号:54037
*沿革は『日本郵便局名鑑 』森 寿博 編著/武田 聡 追補/鳴美、2021年より。