宍粟市山崎町の北部に位置する旧山崎蔦沢郵便局 2025.01.17 レトロ郵便局舎 旧山崎蔦沢郵便局の概要郵便局名にもなっている蔦沢村(つたざわむら)は、かつて兵庫県中西部の宍粟郡に属していた村で、現在の宍粟市山崎町の北部に位置していました。村域には現在の山崎町上ノ、小茅野、中野、東下野、大谷、上牧谷、下牧谷、宇野、片山、下町、生谷といった地域が含まれます。1889年(明治22
淡路島にあるレトロ郵便局舎|旧塩田郵便局 2024.09.10 レトロ郵便局舎 旧塩田郵便局の概要塩田郵便局の局名にもなっている塩田村(しおたむら)は、かつて兵庫県津名郡に存在した村で、現在の淡路市の塩尾、下司、里の地域に相当します。この地域は大阪湾に面しています。明治10年(1877年)に、塩尾浦、下司村、塩田下村という3つの地域が合併して「塩田浦」と呼ばれるようになりま
昭和の店舗を一部利用したレトロ郵便局|神戸篠原郵便局 2023.04.03 レトロ郵便局舎 神戸篠原郵便局の概要神戸篠原郵便局は昭和11年3月21日に開局した三等無集局で、昭和16年2月に特定局に改定されました。レトロな局舎は昭和初期の店舗ですが、設計・施工などの詳細は不明です。平成元年までは完成当時の建物でしたが、現在はファザード保存のみで裏側は比較的に新しい建物に生まれ変わっていま
明治20年の神戸郵便電信局舎と大正8年の神戸郵便局舎 2023.01.21 逓信省技師の肖像 初期の神戸郵便局舎の変遷明治4年、山陽道まで郵便が延伸するにあたって、神戸市場町の広島屋彦三郎所有の民家を700両で買い上げ、神戸郵便仮役所としたのが始まりです。当初は敷地面積36坪984、建家は2階建の民家でした。ところが、郵便物の量が増え、また外国郵便も開始することから、明治7年末に「横浜、
老舗カバン店のショップとして活用|旧城崎郵便局 2022.12.13 レトロ郵便局舎 旧城崎郵便局の概要城崎温泉は兵庫県を代表する温泉地で、その歴史は平安時代以前にさかのぼることができます。郵便局としては明治5年7月1日に設置された湯島郵便取扱所を起源とします。現存する旧城崎郵便局は昭和2年の建築で、平明な立面をもつ鉄筋コンクリート造2階建です。城崎温泉のメイン通りに位置し、周囲
西国街道に面して建つレトロ局舎|旧魚橋郵便局(高砂魚橋郵便局) 2022.08.16 レトロ郵便局舎 旧魚橋郵便局の概要土田家住宅旧魚橋郵便局舎は西国街道(旧街道)に面して建つ旧郵便局舎です。西国街道の宿場町としては加古川宿と御着宿のほぼ中間地点にあたります。明治7年12月に魚橋郵便取扱所が土田家住宅内に設置されたのが同局の始まりであり、擬西洋風の木造建築が2代目局舎に当たり、明治37年頃の建造
神戸市北区でカフェとして営業|旧神戸大沢郵便局 2022.07.13 レトロ郵便局舎 旧神戸大沢郵便局の概要昭和6年5月6日にできた大沢郵便取扱所を起源とし、翌年から三等郵便局の大沢郵便局となりました。もともと有馬郡大沢村でしたが、昭和26年7月1日に神戸市兵庫区に編入され、昭和48年8月1日に分区され、神戸市北区になりました。昭和60年5月13日から神戸大沢郵便局(特定無集局)
ブックカフェ・高級旅館として活用|柳田国男ゆかりの旧辻川郵便局 2022.06.15 レトロ郵便局舎 旧辻川郵便局の概要辻川郵便局は明治15年11月27日設置の西田原郵便局が始まりで、明治23年4月1日に辻川郵便局となりました。その後、昭和31年10月1日に福崎郵便局となっています。登録有形文化財となっているのは、三木家が郵便局長に就いたことを機縁に大正12年に自宅横に立てた旧郵便局舎で、昭和3
婚礼会場として再生した逓信省姫路電信局別館|上浪 朗 2022.06.07 逓信省技師の肖像 旧姫路郵便局電話分室の概要旧姫路郵便局電話分室は、逓信省技師の上浪 朗が設計した現存する建築物の1つで、姫路城中曲輪跡の一角に立地しています。昭和3年12月に起工、昭和5年1月に電話交換局として竣工しました。監督職員は坂谷富次郎、施工は細野組です。敷地は2面を道路に接する不定形の敷地で、北と西側
旧芦屋郵便局電話事務室を設計|上浪 朗 2022.06.07 逓信省技師の肖像 旧芦屋郵便局電話事務室の概要吉田鉄郎、山田 守と同世代の逓信省技師の中に、上浪 朗(うえなみあきら)がいます。上浪は明治30年に大阪に生まれ 、大正 11 年に東京大学工学部建 築学科を卒業し、同年逓信省経理局営繕課に進み、逓信省の建築家になりました。旧芦屋郵便局電話事務室は昭和4年に上浪が設計