「レトロ郵便局」のサイトの作り方
「レトロ郵便局」はどんなかたちで運営しているのか、どんなふうに作ればよいのか、よく聞かれるので、ざっとお答えしたいと思います。「レトロ郵便局」ではWordPressという仕組みをつかっています。WordPress は無料ですが、はじめての方でも、開発者・専門家の方でも、誰でも高機能な大規模サイトから趣味のブログまで作れるオープンソースのソフトウェアです。とはいえ、まったく触ったことがないと一定のハードルもありますので、WordPressの設定を代行してくれる業者の方にお願いしたほうが早いかもしれません。
「レトロ郵便局」のサーバの申し込み
WordPressの使用可能なかたちでサーバを契約します。このサイトでは、LOLIPOP!レンタルサーバー(運営:GMOペパボ株式会社)を使っています。契約容量は200GBです。これでだいたい1200から1500ページ分の写真をアーカイブできる計算です。ハイスピードのプランではないですが、あくまで素人の感覚だと、わりと快適に使えています。無料のレンタルサーバーをつかってみたことがありますが、広告が入ったりと使用感がいまひとつなので、月額数百円程度の有料のものを複数年契約してしまうとよいと思います。「レトロ郵便局」では3年契約+自動更新にしています。アップグレードは随時可能で、月割計算してくれるようです。
「retropost.net」の取得
現在、「retropost.net」という独自ドメインを取得しています。取得時に1,628円、毎年更新料が1,628円かかります(2024年2月時点)。ドメインの取得はムームードメイン(運営:GMOペパボ株式会社)というサービスを使用しています。レンタルサーバーと同じ運営会社なので、サーバーの利用状況によってはドメインの更新料をサーバー会社が負担してくれる制度もあります。
(写真はイメージです)
ワードプレステーマ
WordPressは「テーマ」と呼ばれるテンプレートと組み合わせて使用します。当初は「LION MEDIA」というものを使用していました。「コクーン」と比較して迷っていました。これだけでもかなりいろいろとできるのですが、もう少し細かなところをチューニングしたいと思うようになり、「TCD」というサイト(運営:株式会社デザインプラス)のプロダクトを使用するようになりました。同社が無償の試供版(ほとんど製品版と変わらない)も配布していることがありますので、一度使ってみるとよいでしょう。「テーマ」は使用者の多いもの、メジャーなもの、日本人が開発したものがよいと思います。英語圏で使用されている「テーマ」はよいのですが、トラブルが起きた時の対処が大変です。
使用写真について
ソニーのミラーレス一眼を使用しています。価格comとかでみると、ほぼ同等品が10万円くらいで販売されていました(少し複雑な思い….)。いわゆるレンズ付きのキットのものです。少しだけ画像を補正してからアップしています。1カ所訪問するたびに10-15分くらいの撮影時間です。キメたいときは、三脚などで丁寧に撮影することもありますが、あくまで記録写真のつもりでテキパキと撮影します。新しくデジカメを買う場合には、特にこだわりがなければ、「APS-Cの最安値」で間違いないかと思います。個人的にはCanonが無難な写真に仕上がるので、オススメです。いまほしいのは、10万円くらいするコンデジです。
(写真はイメージです)
旅行の予約
旅行の予定は、トラベルコ(運営:株式会社オープンドア)、楽天トラベル(運営:楽天グループ株式会社)、Yahoo!トラベル(提供:LINEヤフー株式会社 )あたりをみています。移動手段と宿泊を一括で取得したい場合はトラベルコ、レンタカーや宿泊施設だけ単品で予約したいときは楽天トラベルを使います。携帯電話がソフトバンク系なので、いろいろと組み合わせるとYahoo!トラベルが最安値になることもしばしばです。九州や北海道方面であれば、ジェットツアーズが最安値になることが多いです。関東近郊であれば、JR東日本の「休日おでかけパス」を発券して、湘南新宿ライン・横須賀線+総武線・上野東京ラインの機動力を存分に生かした日帰り旅行で済ませています。
(写真はイメージです)
クルマでの移動
マイカーは持っていません。レンタカーはなるべく1日あたり4,000円台になるといいな…といった思いで予約します。シカが多く出没するエリアを移動するときはフルサポートにしますが、その他のところでは最低限の保険にしています。車種は高速道路の移動を想定するときは軽自動車、細い山道はマーチやヴィッツ、長距離移動をするときはフィットやノートにします。北海道では必ずハイブリッドにします。ガソリン代で確実に元がとれます。九州はスカイレンタカーやオリックスレンタカーが多くなります。貸出はなるべく路面店にします。東京23区内や大阪駅周辺など、大規模な駅近くなどではビルの地下などから発車するタイプの店舗があり、発車までに20分近くかかることもあります。
(写真はイメージです)
都市近郊では1時間25-30km、その他のエリアでは1時間40-50kmを移動するつもりで旅程を組んでいます。高速道路では、政令指定都市、県庁所在地、県庁所在地を凌駕・比肩する都市を通過するときはどうしても合流が多くなるので、気を引き締めて運転するか、PAなどでしっかり休憩します。首都高は避けますし、名古屋・大阪は運転しにくいし、福岡あたりも苦手意識があります。トイレはなるべくドラッグストアで飲み物を買うときなどに済ませます。