房総丘陵の中に位置する現役レトロ局舎の平三簡易郵便局

平三簡易郵便局の概要

平三簡易郵便局 (へいさんかんいゆうびんきょく)と読みます。局名にもなった平三村は千葉県市原郡にかつて存在した村で、現在の市原市南部(南総地区)に位置していました。この地域は市原郡の東南端にあり、細長い地形をしていました。明治22年(1889年)に町村制の施行により、平蔵村、米原村、小草畑村が合併して平三村が発足しました。しかし、昭和29年(1954年)に戸田村、内田村、鶴舞町、牛久町と合併して南総町となり、平三村は廃止されました。その後、昭和42年(1967年)に南総町と加茂村が市原市へ編入され、平三村の名は行政区画としては消滅しました。

平三村は房総丘陵の中に位置し、水利が乏しい地域でした。しかし、農業が主な産業で、特に米と麦の生産が盛んでした。林業も村の重要な産業の一つであり、炭焼きが副業として行われ、東京への出荷も行われていました。また、竹細工、蓆、蓑の生産も行われていました。

平三簡易郵便局

平三簡易郵便局の詳細情報

平三郵便局は昭和14年(1939年)4月21日に郵便取扱所として設置され、翌年の昭和15年(1940年)12月1日に三等無集局に改定されました。さらに、昭和16年(1941年)2月1日には特定無集局に改定されるなど、短期間で幾度かの変遷を遂げました。しかし、長い歴史に幕を下ろし、昭和62年(1987年)3月29日に廃止され、その業務は鶴舞へと引き継がれました。廃止時の書留引受局記号は2604ア、為替番号は05266でした。

同じ日、昭和62年(1987年)3月29日に平三簡易郵便局が設置されました。これは平三郵便局の後継としての役割を担い、地域の郵便サービスを継続しました。しかし、平成19年(2007年)9月1日に一時閉鎖され、その間の郵便業務は市原南へと移管されました。その後、平成20年(2008年)7月14日に再開され、地域社会における郵便サービスを再び提供するようになりました。

平三簡易郵便局

平三簡易郵便局のアクセス

所在地
〒290-0524
千葉県市原市平蔵600

アクセス
小湊鐵道バス「牛久駅」乗車、「堀切」下車すぐ

平三簡易郵便局

平三簡易郵便局の基本情報

平三簡易郵便局は、戦前の郵便取扱所・三等局舎をそのまま簡易郵便局として使用しています。平三郵便局時代の沿革とともに併記します。

平三郵便局の沿革
昭和14.04.21 設置 郵便取扱所
昭和15.12.01 三等無集局に改定
昭和16.02.01 特定無集局に改定
昭和62.03.29 廃止  引継:鶴舞
書留引受局記号:2604ア
為替番号:05266

平三簡易郵便局の沿革
昭和62.03.29 設置 簡易局
平成19.09.01 一時閉鎖 引継:市原南
平成20.07.14 再開

沿革は『日本郵便局名鑑 』森 寿博 編著/武田 聡 追補/鳴美、2021年より。

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