オシャレなパン屋さんとして活用されている旧美祢郵便局 2024.08.06 レトロ郵便局舎 旧美祢郵便局の概要美祢(みね)と読みます。郵便局名にもなっている美祢郡は山口県(旧長門国)に位置していた郡で、現在の美祢市の大部分に相当します。1879年(明治12年)に行政区画として設立された時、郡域は今日の美祢市の大部分(豊田前町などの一部を除く)を占めていました。郡役所は大田村に設置されま
余田村役場内に併設された旧余田簡易郵便局 2024.07.12 レトロ郵便局舎 旧余田簡易郵便局の概要余田(よた)と読みます。余田簡易郵便局がある余田地区は柳井市の西南隅に位置し、その地形は南北に細長い特徴を持っています。余田地区の範囲は東西で最も広いところで約2キロメートル、南北には約7キロメートルに及びます。この地域は山岳と河川に恵まれ、北部には大平山(標高314メート
現存する「分離派風局舎」で知られる旧逓信省下関郵便局電話課庁舎 2024.06.04 逓信省技師の肖像 旧逓信省下関郵便局電話課庁舎の概要旧逓信省下関郵便局電話課庁舎は、大正13年(1924年)に建設された建物で、中国地方で初めて「共電式」電話交換を導入した逓信省の建物としての意義を持っています。この建物は、電話の需要増加に応えるために建てられ、逓信省が電話専用の局舎の建設を進めた一環として設計さ
角島にも近い山口県の旧特牛郵便局 2024.06.01 レトロ郵便局舎 旧特牛について特牛は「こっとい」と読みます。山口県下関市豊北町に位置する地名で、難読地名として知られています。特牛の「コトイ」という読み方は、牝牛を意味する方言に由来するとされています。この方言は西日本の一部地域で使用されていたもので、牡牛(雄牛)を示す古語から来ているとも考えられています。また
岩国市錦町宇佐にあるレトロな局舎で知られる錦宇佐簡易郵便局 2024.01.26 レトロ郵便局舎 錦宇佐簡易郵便局の概要錦宇佐簡易郵便局は昭和57年7月1日に設置された簡易郵便局です。平成の大合併ですでに錦町(山口県)は存在せず、岩国市の一部となっていますが、なおも錦宇佐という名称のままとなっています。錦宇佐簡易郵便局の詳細情報錦町 (山口県)は山口県では最も標高の高い地域に
昭和初期の山口相互銀行 萩支店を郵便局に|萩たまち郵便局 2022.05.29 レトロ郵便局舎 萩たまち郵便局の概要萩田町商店街の中にあるから、「萩たまち郵便局」です。昭和初期の山口相互銀行 萩支店だった建物に、平成7年に新設された無集配特定郵便局が入居したかたちです。萩たまち郵便局の詳細情報商店街のアーケイドの中に存在する局舎です。局舎は元々銀行として建てられたものを使っ
明治33年の現役最古の郵便局舎|下関南部町郵便局 2022.03.28 レトロ郵便局舎 下関南部町郵便局(赤間関郵便局・下関郵便局・下関東郵便局)の概要下関は最初の郵便局ができたのは明治4年12月のこと。設置名称は赤間関郵便取扱所でした。赤間関郵便局が電信局と合併して郵便電信局となったのは、明治21年1月20日です。下関郵便電信局になったのは、下関市に改称したのと同じ明治35年6月
旧赤間関・旧京都郵便電信局の設計者|三橋四郎 2022.02.18 逓信省技師の肖像 古典主義時代の逓信省技師三橋四郎は慶應3年(1867)に生まれ、明治26年に東京大学工科大学造家学科を卒業し、当初は陸軍に入りました。明治31年9月1日、逓信省技師に任じられ、約5年間の在職期間中に、10歳上の吉井茂則とともに逓信省の主要な建築の設計にあたりました。赤間関郵便電信局、京都郵便電信