明治33年の現役最古の郵便局舎|下関南部町郵便局

下関南部町郵便局(赤間関郵便局・下関郵便局・下関東郵便局)の概要

下関は最初の郵便局ができたのは明治4年12月のこと。設置名称は赤間関郵便取扱所でした。赤間関郵便局が電信局と合併して郵便電信局となったのは、明治21年1月20日です。下関郵便電信局になったのは、下関市に改称したのと同じ明治35年6月1日でした。同年11月5日には新たに下関郵便電信局細江支局ができました。現在の下関郵便局はこのときにできた細江支局(西側)のほうであり、もともとの赤間関郵便電信局(東側)は現在の下関東郵便局となっています。細江支局のほうが港にも鉄道駅にも近く有利だったとされます。明治33年にできた旧局舎(逓信省技師の三橋四郎設計)は平成9年の耐震工事を経て、現在は下関南部町郵便局舎として利用されています。

下関南部町郵便局(赤間関郵便局・下関郵便局・下関東郵便局)の詳細情報

九州、韓国への玄関口として知られる下関は赤間関、馬関、関などとともに、複数あった地域の呼称の1つであり、国際的にも知られています。しかし明治22年4月1日に市制施行した時点では、山口県赤間関市(全国で最初に誕生した市の1つ)だったのです。平家の旗の色にも通じる赤間関を改めて、下関市になったのは明治35年6月1日のことです。下関のほうが言いやすく新しさがあり、書き物のためにも統一した市名を求める声があったことなどが背景にありました。この規模の都市が改称するのは全国的にも異例のことです。


下関南部町郵便局のアクセス

所在地
〒750-0006
山口県下関市南部町22-8

アクセス
電車:JR山陽本線「下関駅」から徒歩約28分
バス:JR山陽本線「下関駅」から サンデン交通バスで7分、「唐戸」下車すぐ
船:関門汽船 唐戸乗り場より徒歩3分
車:中国自動車道・関門橋「下関IC」から南へ約3km

旧局舎内のカフェには明治33年当時のレンガに直接触れられるスペースがあります。

下関南部町郵便局(赤間関郵便局・下関郵便局・下関東郵便局)の基本情報

下関東郵便局という別の郵便局舎だった時代が長いこともあり、ここでは両局の沿革について紹介します。

下関東郵便局(赤間関郵便局・下関郵便局)の沿革
明治04.12.05 設置 郵便取扱所 設置名称「赤間関」
明治06.04.- 二等郵便役所に改定
明治08.01.01 二等郵便局に改定
明治16.-.- 一等郵便局に改定
明治19.04.26 二等郵便局に改定
明治20.12.20 一等郵便局に改定
明治21.01.20 二等郵便電信局に改定
明治24.06.01 一等郵便電信局に改定
明治26.11.10 二等郵便電信局に改定
明治35.06.01「下関」と改称
明治36.04.01 二等郵便局に改定
明治38.06.12 現名称に改称
明治43.04.01 設置 一等郵便局(同名局の現事務を引継)
大正02.06.13「下関」と改称
大正10.09.14 現名称に改称 二等郵便局に改定
昭和16.02.01 普通郵便局に改定
書留引受局記号:631
為替番号:55003

下関南部町郵便局の沿革
昭和50.05.12 設置 特定無集局

沿革は『日本郵便局名鑑 』森 寿博 編著/武田 聡 追補/鳴美、2021年より。

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