記番印と二重丸印の全国配備|明治6-7年 2022.03.02 マルコフィリー 二重丸印の登場とその背景明治6年3月10日、郵便料金を全国均一にすることと、郵便事業を政府専掌とすることを定めた太政官布告(第九七号)が出され、翌4月1日から実施されました。わが国の郵便史上、もっとも重要な布告の一つです。この均一料金制導入に呼応して、三府五港の郵便役所に新型の日付印が配備されま
飛脚はどれくらいの費用だったか 2022.03.02 日本郵便史の知識 飛脚問屋の賃料巻島隆『江戸の飛脚』によると、慶応三年(1867)、大坂から江戸まで書状一通を運ぶ飛脚賃は、並便(15日ほど)で銀一匁、六日限の早便が銀三匁五分、三日半限の仕立便は金十一両でした。金1両=銀60匁=1万円で換算すると、並便150円、早便600円、仕立便11万円くらいに相当します。仕
オシャレなカフェとして文化財を活用|旧常陸北条郵便局 2022.03.02 レトロ郵便局舎 旧常陸北条郵便局の概要筑波郵便局は明治5年7月1日に設置された北条郵便取扱所を起源とします。現存する旧北条郵便局舎は昭和8年のもので、昭和37年10月1日に移転するまで使用されていました。このときの移転と同時に筑波郵便局と改称しています。もっとも、つくば市の中心的な郵便局は筑波学園郵便局であり、
和と洋を装うモダンな郵便局舎|旧下郡郵便局 2022.03.01 レトロ郵便局舎 旧下郡郵便局の概要下郡郵便局は明治13年5月に開設されました。良好な状態で現存する平屋建ての旧局舎は昭和9年にできたものです。昭和初期の三等郵便局・特定郵便局の雰囲気をよくとどめています。小規模な局舎ながら、昭和11年6月30日から通話・電報受付を開始し、昭和13年5月21日からは電報配達も行い
地域色豊かな不統一印|明治4-10年 2022.03.01 マルコフィリー 「不統一印」とは全国の郵便取扱所では、それぞれ地元の印判屋に作らせた「不統一印」で切手を抹消しました。郵便の全国展開と並行するかたちで、千種類を超える独自の消印が使われました。郵趣界には不統一印の使用状況・使用時期などをデータベース化した文献類が整備されているため、郵趣家は使用済切手の消印から、