陸前小友郵便局(罹災局)の歴代局舎と変遷について|岩手県内の記録

陸前小友郵便局の郵便局舎の変遷

陸前小友(りくぜんおとも)と読みます。陸前小友郵便局は明治35年12月16日に只出郵便局として小友村字只出297番地に開局しました。初代局長は金沢佐藤右エ門氏です。平成4年12月7日に現在の陸前小友郵便局と改称しました。同局は平成23年の東日本大震災のため、一時閉鎖され、実に7年後の平成30年に移転、再開しました。

陸前小友郵便局

使用期間:平成4年12月7日~。場所:陸前高田市小友町字上新田15-3。撮影時期:平成6年6月(O)

陸前小友郵便局

(荻田栄治さんのご厚意により収集された写真類をレトロ郵便局に掲載させていただきました)

陸前小友郵便局の基本情報

所在地
〒029-2207
岩手県陸前高田市小友町西下61-1

陸前小友郵便局の沿革
明治35.12.16 設置 三等郵便局 設置名称「只出」
昭和16.02.01 特定郵便局に改定
昭和63.10.17 集配廃止 引継:陸前高田
平成04.12.07 現名称に改称
平成23.03.14 一時閉鎖 (大震災)
平成30.04.23 移転、再開

*沿革は『日本郵便局名鑑 』森 寿博 編著/武田 聡 追補/鳴美、2021年より。

資料提供:荻田 栄治(おぎた・えいじ)
交通史研究者・郵趣家。1941年に岩手県江刺郡岩谷堂町(現 奥州市)に生まれる。日本郵趣協会県南支部(岩手県)結成に尽力し、支部長に就任。2004年から10年にわたり江刺市行政区長(岩谷堂3区)を務めた。主な著作に1980年『江刺の郵便誌』が処女作。近著に2018年『北上川に架かる橋』がある。

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