一関郵便局の歴代局舎と変遷について|岩手県内の記録

一関郵便局の郵便局舎の変遷

一関郵便局は明治5年7月1日開局の一ノ関郵便取扱所を起源とします。初代局長は田中政治という人物が務めました。かつて磐井郡、いわゆる両磐地域(東磐井郡・西磐井郡)の郵便局の筆頭であることもあったのでしょう。明治9年5月から明治24年7月末にかけて磐井郵便局という名称でした。その後、明治24年8月1日に電信局と合併して、一関郵便電信局に改称・改定されました。

ここでは、明治44年、昭和6年、昭和30年、昭和61年の4代にわたって記録に残っている一関郵便局舎の写真をご紹介したいと思います。

一関郵便局

一関郵便局。明治44年12月20日から昭和5年12月頃までの局舎

 

昭和6年6月1日から昭和30年8月7日までの一関郵便局

一関郵便局。昭和6年6月1日から昭和30年8月7日までの一関郵便局

 

先代の一関郵便局舎

一関郵便局。昭和30年8月8日から昭和61年11月までの一関郵便局舎。郵政建築の様式であることがわかる。

 

平成4年頃の一関郵便局

一関郵便局。昭和61年11月4日から現在までの一関郵便局

 

(荻田栄治さんのご厚意により収集された写真類をレトロ郵便局に掲載させていただきました)

 

一関郵便局の右書櫛型印(中野泰雄氏所蔵)

一関郵便局の右書櫛型印(中野泰雄氏所蔵)

一関郵便局の基本情報

所在地
〒021-8799
岩手県一関市大手町6-1

一関郵便局の沿革
明治05.07.01 設置 郵便取扱所 設置名称「一ノ関」
明治06.04.01 四等郵便役所に改定
明治08.01.01 四等郵便局に改定
明治09.05.-「磐井」と改称、二等局に
明治10.08.- 四等郵便局に改定
明治14.04.- 三等郵便局に改定
明治24.07.21 現名称に改称
明治24.08.01 三等郵便電信局に改定
明治36.04.01 三等郵便局に改定
明治36.05.21 特定三等郵便局に改定
昭和16.02.01 指定郵便局に改定
昭和17.01.16 普通郵便局に改定

*沿革は『日本郵便局名鑑 』森 寿博 編著/武田 聡 追補/鳴美、2021年より。

資料提供:荻田 栄治(おぎた・えいじ)
交通史研究者・郵趣家。1941年に岩手県江刺郡岩谷堂町(現 奥州市)に生まれる。日本郵趣協会県南支部(岩手県)結成に尽力し、支部長に就任。2004年から10年にわたり江刺市行政区長(岩谷堂3区)を務めた。主な著作に1980年『江刺の郵便誌』が処女作。近著に2018年『北上川に架かる橋』がある。

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