銀山新道沿いのレトロ局舎|旧永井野郵便局

旧永井野郵便局の概要

会津美里町の旧永井野郵便局は国道401号沿いの古い町並みの中にあります。国道401号の福島側は明治前半に会津若松と柳津町の軽井沢銀山を結ぶ「銀山新道」として整備された道です。永井野郵便局の局長は、清酒「萬代芳」を製造する造り酒屋の白井家が担いました。白井酒造店には戦前にできた擬西洋風建築の旧局舎が今も残されており、右書きの局名表示が確認できます。

旧永井野郵便局のアクセス

所在地
〒969-6251
福島県会津美里町永井野中町

アクセス
JR東日本・只見線「会津高田駅」から徒歩36分、車で6分

右書き表記の永井野郵便局

右書き表記の永井野郵便局

旧永井野郵便局

旧永井野郵便局と銀山新道

軽井沢銀山は永井野郵便局の脇をはいった道から車で30分ほどです。福島県指定の文化財になっており、レンガ造りの煙突が近代化遺構として今も保存されています。明治期には軽井沢郵便局(福島県)も存在しましたが、今では民家が数軒残るだけとなっています。

軽井沢銀山溶鉱炉の大煙突

軽井沢銀山溶鉱炉の大煙突

永井野郵便局の基本情報

永井野郵便局の沿革

明治36.12.10 設置 郵便受取所
明治38.04.01 三等無集局に改定
昭和16.02.01 特定無集局に改定

沿革は『日本郵便局名鑑 』森 寿博 編著/武田 聡 追補/鳴美、2021年より。

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