尾州廻船内海船船主 内田家(旧内田佐七家)|東端郵便取扱所(現・内海郵便局)

旧東端郵便取扱所の概要

現在の内海郵便局の沿革を辿っていくと、明治7年6月に開設された東端(ひがしばた)郵便取扱所まで遡ることができます。明治12年3月に現名称に改称しました。江戸時代から明治にかけて活躍した旧内田家住宅(重要文化財)であることが注目されますが、郵便取扱所・郵便局として営業していたことはあまり強調されていません。

旧内海郵便局

旧東端郵便取扱所の詳細情報

尾州廻船内海船船主 内田家(愛知県南知多町)は多くの廻船を所有していた大船主で、重要文化財 旧内田家住宅は「内田佐七家(さしちけ)」の家屋と、「内田佐平二家(さへいじけ)」の家屋からなっており、いずれも明治初期の建物です。内田佐七は幕末期には10艘近くの船を所有し、矢野(三重県津市)や四日市(三重県)に出店をもつ大船主に成長しました。その船頭として活躍し、佐七家の娘婿となった人物を初代とする分家筋が内田佐平二家というわけです。

このうち、内田佐七家の一部に郵便創業時の郵便取扱所が設置されました。郵便局をやっていた部屋自体は残っているものの、窓口など郵便局をやっていた名残は特に残っていません。

旧東端郵便取扱所

写真の右手付近に郵便局が所在していたという。

旧東端郵便取扱所のアクセス

所在地
〒470-3321
愛知県知多郡南知多町大字内海字南側39番地

アクセス
知多半島道路「南知多IC」を下車、内海方面へ約10分

旧東端郵便取扱所

内海郵便局の基本情報

平成27年まで集配局だったことが注目されます。平成19年の民営化時には、内海郵便局の局舎内に郵便事業常滑支店内海集配センターが併設されました。

所在地
〒470-3321
愛知県知多郡南知多町内海亥新田88-2

内海郵便局の沿革
明治07.06.10 設置 郵便取扱所 設置名称「東端」
明治08.01.01 五等郵便局に改定
明治09.-.- 四等郵便局に改定
明治12.03.29 現名称に改称
明治19.04.26 三等郵便局に改定
明治33.11.11 三等郵便電信局に改定
明治36.04.01 三等郵便局に改定
昭和16.02.01 特定郵便局に改定
平成27.02.02 集配廃止 引継:師崎

沿革は『日本郵便局名鑑 』森 寿博 編著/武田 聡 追補/鳴美、2021年より。

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