レトロ郵便局を訪問してみつけた左書きの郵便局看板を一挙にご紹介したいと思います。郵便局看板の制作年代は特定が難しいことが多いのですが、ここに示すものは左書きのため、概ね昭和20年代後半以降のものが中心的に思われますが、中には平成以降に付け替えが行われたものも含むものと考えられます。定数調査を試みたわけではありませんが、一覧にして並べてみると、戦前の右書きのものに比べて楷書体の割合が増える傾向にあることがみてとれます。書体も装飾性の高さよりも視認性のよさが好まれたということかもしれません。
いかがだったでしょうか。個性的なもの、職人さんのこだわりを感じさせるもの、郵便局看板1つとってもさまざまな表情があることがわかります。なお、本サイトには右書きの郵便局看板を集めたページもありますので、併せてご覧ください。