室根郵便局の郵便局舎の変遷
室根郵便局は明治6年3月12日に折壁郵便取扱所として折壁村下折壁67番戸に開局しました。初代局長は小山弥助氏です。同8年1月1日に折壁郵便局となりました。昭和48年4月1日に室根郵便局と改称しています。
折壁村はかつて東磐井郡にあった村で、昭和30年4月1日に室根村に合併されました。さらに平成の大合併の時期にあたる平成17年9月20日に一関市に加わり、一関市室根町折壁となっています。ちょうど現在の一関市の東端にあたり、気仙沼市と隣接した位置にあります。
(荻田栄治さんのご厚意により収集された写真類をレトロ郵便局に掲載させていただきました)
室根郵便局の基本情報
所在地
〒029-1201
岩手県一関市室根町折壁2-22
室根郵便局の沿革
明治06.03.- 設置 郵便取扱所 設置名称「折壁」
明治08.01.01 五等郵便局に改定
明治19.04.26 三等郵便局に改定
昭和16.02.01 特定郵便局に改定
昭和48.04.01 現名称に改称
平成30.03.05 集配廃止 引継:千厩
*沿革は『日本郵便局名鑑 』森 寿博 編著/武田 聡 追補/鳴美、2021年より。
資料提供:荻田 栄治(おぎた・えいじ)
交通史研究者・郵趣家。1941年に岩手県江刺郡岩谷堂町(現 奥州市)に生まれる。日本郵趣協会県南支部(岩手県)結成に尽力し、支部長に就任。2004年から10年にわたり江刺市行政区長(岩谷堂3区)を務めた。主な著作に1980年『江刺の郵便誌』が処女作。近著に2018年『北上川に架かる橋』がある。