旧邑知郵便局の概要
邑知郵便局が明治39年3月23日に設置された時点では、飯山郵便局(三等無集局)でした。 大正7年2月16日に集配開始し、昭和17年4月1日に邑知に改称しています。旧局舎の使用時期は局所原簿上明記されおりませんが、昭和26年7月末まで使用したものとみられます。
旧邑知郵便局の詳細情報
飯山町は江戸時代七尾街道(能登街道)と越中街道の分岐点として発展した場所です。慶長年間に宿駅として指定されると高札場や問屋場が置かれました。参勤交代で利用されることがないため、本陣は設けられませんでしたが、宿場町として賑わっていました。しかし明治31年に七尾鉄道が開通し、国道が整備されると、次第に宿場町としては衰退していきました。また、邑知(おおち)は古代の邑知郷以来の歴史ある地名です。かつて石川県羽咋郡北邑知村、中邑知村がありました。昭和8年5月15日に邑知村となり、昭和15年2月21日に邑知町となりました。 飯山は邑知町の大字に相当します。
旧邑知郵便局のアクセス
所在地
〒925-0613
石川県羽咋市飯山町ヌ
アクセス
JR西日本・七尾線「羽咋駅」から車で10分
JR西日本・七尾線「羽咋駅前」から北鉄能登バス・羽七東線・七尾駅前行きのバスに乗車、「飯山新町」下車、徒歩3分
邑知郵便局の基本情報
邑知郵便局の現在の所在地には昭和36年10月30日に移転しています。
所在地
〒925-0613
石川県羽咋市飯山町ホ-86
邑知郵便局の沿革
明治39.03.23 設置 三等無集局 設置名称「飯山」
大正07.02.16 集配開始
昭和16.02.01 特定郵便局に改定
昭和17.04.01 「邑知」に改称
平成18.10.10 集配廃止 引継:羽咋
*沿革は『日本郵便局名鑑 』森 寿博 編著/武田 聡 追補/鳴美、2021年より。