大山町所子の重要伝統的建造物群保存地区内に位置する旧大山所子郵便局 2024.12.31 レトロ郵便局舎 旧所子郵便局の概要大山所子郵便局 (だいせんところごゆうびんきょく)と読みます。この郵便局は、大山町所子の重要伝統的建造物群保存地区内に位置し、地域の文化遺産としても重要な役割を担っています。所子集落は、中国地方最高峰・大山の北麓に広がる扇状台地上に形成された農村です。集落内を通る大山参詣道(坊
うきは市筑後吉井伝統的建造物群保存地区に所在する旧吉井郵便局 2024.11.26 レトロ郵便局舎 旧吉井郵便局の概要吉井郵便局の局名にもなった浮羽郡吉井町は福岡県の中南部に位置し、2005年3月20日に浮羽町と合併してうきは市が成立し、自治体としての吉井町は消滅しました。町の地理は、福岡県の筑後地方に位置し、筑後川と巨瀬川が流れる地域で、筑後平野の東端部に位置していました。産業面では、農業が
長崎街道の宿場町(塩田宿)及び塩田川の河港(塩田津)とともに知られる旧塩田郵便局 2024.08.09 レトロ郵便局舎 旧塩田郵便局の概要塩田郵便局のある塩田津(しおたつ)は、佐賀県嬉野市塩田町にある街区で、古くは河港として知られていました。かつて有明海の干満による水運と長崎街道の陸路が交差する賑わいを見せた町で、平成17年(2005年)に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。江戸時代の建築様式である白
「肥前浜宿の歴史的な町並み」(国の重要伝統的建造物群保存地区)の中にある旧浜郵便局 2024.08.02 レトロ郵便局舎 旧浜郵便局の概要浜町郵便局がある浜町は、江戸時代には多良街道の宿場町として、また有明海沿岸の港町として繁栄していました。陸路と海路の接点であり、物流の起点ともなったこの地域は、江戸から明治にかけて商業の中心地でした。現在では町の中心が現市街地に移りましたが、当時の発展を反映して、街道筋には歴史的
レトロ郵便局と文化財の種類 2024.05.28 郵便局舎の鑑賞 レトロ郵便局と文化財登録制度レトロ郵便局が注目されている背景としては、国指定登録有形文化財の制度が平成8年(1996年)に始まったことが挙げられます。完成から50年を経過した歴史的建造物のうち、一定の評価を得たものを文化財として登録し、 届出制という緩やかな規制を通じて保存が図られるようになり、
若狭鯖街道熊川宿の荻野家住宅|旧熊川郵便局 2023.03.28 レトロ郵便局舎 旧熊川郵便局の概要熊川宿(くまがわじゅく)は福井県三方上中郡若狭町にある 若狭と京都を結ぶ旧鯖街道の宿場です。明治5年7月1日に熊川郵便取扱所が設置されたのが今日の熊川郵便局の始まりです。昭和53年6月20日までは集配特定郵便局でした。郵便創業時は江戸時代の問屋を務めた荻野家が郵便取扱人を務めま
縮緬街道沿いにある下村家住宅内の旧局舎|旧加悦郵便局 2023.01.17 レトロ郵便局舎 旧加悦郵便局の概要京都府与謝郡与謝野町の加悦(かや)は江戸時代は京往還、明治時代以降は網野街道と呼ばれた丹後と京都を結んだ道路の両側に位置する地区です。加悦郵便局は加悦郵便取扱所として明治7年に開局し、翌明治8年に加悦郵便局(五等郵便局)となりました。明治19年4月に三等郵便局となり、明治25年
重要伝統的建造物群保存地区の大内宿に所在|旧大内郵便取扱所 2022.03.31 レトロ郵便局舎 旧大内郵便取扱所の概要旧大内郵便取扱所は、明治5年8月に設置されました。重要伝統的建造物群保存地区にある旧大内郵便取扱所は明治7年からと伝えられ、阿部家が郵便取扱人を担いました。同局は明治17年7月に閉局したため、比較的に短命な郵便局でしたが、明治期に廃止された郵便局舎が現存する例は少なく貴重な
観光案内所・地域の施設としての機能|旧真壁郵便局 2022.03.12 レトロ郵便局舎 旧真壁郵便局の概要真壁郵便局は、明治5年7月1日に真壁郵便取扱所として設置されたのが始まりです。明治33年12月には郵便電信局となりました。登録有形文化財になっているのは昭和2年建築の建物で、昭和2年に第五十銀行(現・常陽銀行)真壁支店として建設されたものです。その後、所有者も替わり、幾度かの転
岡田記念館の喫茶「無歴」として利用|旧栃木嘉右衛門町郵便取扱所 2022.02.25 レトロ郵便局舎 旧栃木嘉右衛門町郵便取扱所(岡田記念館)の概要栃木嘉右衛門町郵便取扱所は明治35年11月に設置され、明治38年4月には無集配の三等郵便局に改定されました。戦後の昭和29年2月に栃木室町郵便局として移転改称しています。もともと岡田家が郵便局長を務めた旧局舎は、岡田記念館の喫茶「無歴」として活用され