重要伝統的建造物群保存地区の大内宿に所在|旧大内郵便取扱所

旧大内郵便取扱所の概要

旧大内郵便取扱所は、明治5年8月に設置されました。重要伝統的建造物群保存地区にある旧大内郵便取扱所は明治7年からと伝えられ、阿部家が郵便取扱人を担いました。同局は明治17年7月に閉局したため、比較的に短命な郵便局でしたが、明治期に廃止された郵便局舎が現存する例は少なく貴重な存在です。施設内には郵便局時代の用品が保管され、内国通運の表札などもあり、明治の郵便創業期の息遣いを感じさせます。現在では絵手紙を展示するコーナーを設けるなど、郵便に関連するテーマの展示も行っています。

旧大内郵便取扱所
旧大内郵便取扱所

旧大内郵便取扱所の詳細情報

平氏全盛期に戦に敗れた以仁王がわずかな従者とともに落ちのびた際に、山本村と呼ばれる地に立ち寄り、京の風情に似ていることから大内村と改称したという話があります。こうした伝説を持つ大内宿は江戸時代に会津若松と日光今市を結ぶ下野街道(脇街道)の宿場町として知られ、若松・田島間の休憩場所などに利用されました。昭和56年に重要伝統的建造物群保存地区に指定された当時はトタン屋根も多かったのですが、「売らない・貸さない・壊さない」の3原則のある住民顕彰を制定し、厳しい管理の下でかつての宿場の街並みを復活させ、福島県内でも有数の観光地となっています。付近には発電用に開発された大内ダムがあり、大内宿と併せて訪れる方が多いそうです。

旧大内郵便取扱所(大内宿)のアクセス

所在地
〒969-5207
福島県南会津郡下郷町大内字山本2
アクセス
車:会津線湯野上温泉駅から車で約15分。

大内宿

旧大内郵便取扱所の基本情報

旧大内郵便取扱所の沿革
明治05.08.- 設置 郵便取扱所
明治08.01.01 五等郵便局に改定
明治17.07.15 廃止

沿革は『日本郵便局名鑑 』森 寿博 編著/武田 聡 追補/鳴美、2021年より。

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