玉里郵便局の郵便局舎の変遷0
地名の読みは玉里（たまさと）です。昭和３年５月１日に玉里郵便取扱所として開局しました。昭和９年10月16日に玉里郵便局と改定され、同時に集配も開始しました。しかし、平成４年９月６日集配を廃止しました。なお、江刺郡玉里村は昭和30年２月10日に周辺の村々とともに、江刺町に合流しました。今日の奥州市江刺玉里にあたります。
玉里郵便局。昭和3年5月～昭和44年11月
玉里郵便局局舎のその後の様子。昭和47年頃撮影
玉里郵便局。昭和44年11月新築・移転。昭和47年秋撮影（O）
玉里郵便局。平成15年9月撮影
（荻田栄治さんのご厚意により収集された写真類をレトロ郵便局に掲載させていただきました）
玉里郵便局の基本情報
所在地
〒023-1134
岩手県奥州市江刺玉里青篠228－2
玉里郵便局の沿革
昭和03.05.01 設置 郵便取扱所
昭和09.10.16 三等郵便局に改定
昭和16.02.01 特定郵便局に改定
平成04.09.07 集配廃止 引継：江刺
＊沿革は『日本郵便局名鑑 』森 寿博 編著／武田 聡 追補／鳴美、2021年より。
資料提供：荻田 栄治（おぎた・えいじ）
交通史研究者・郵趣家。1941年に岩手県江刺郡岩谷堂町（現 奥州市）に生まれる。日本郵趣協会県南支部（岩手県）結成に尽力し、支部長に就任。2004年から10年にわたり江刺市行政区長（岩谷堂３区）を務めた。主な著作に1980年『江刺の郵便誌』が処女作。近著に2018年『北上川に架かる橋』がある。