一関台町郵便局の歴代局舎と変遷について|岩手県内の記録 2022.08.31 岩手県内の記録 一関台町郵便局の郵便局舎の変遷一関市台町(だいまち)は一関席から南西側の一関運動公園に隣接するエリアです。一関台町郵便局は昭和40年7月21日に一関市新大町154-5に開局しました。昭和41年8月1日の所在地名変更により、一関市宮坂町9-13となりました。初代局長は境吉次氏です。
岡山県笠岡市の離島にある旧局舎|旧真鍋島郵便局 2022.08.30 レトロ郵便局舎 旧真鍋島郵便局の概要真鍋島は岡山県笠岡市にある笠岡諸島に属する島であり、真鍋島郵便局は大正7年4月21日に開局した離島局になります。真鍋家住宅は5棟からなり、主屋は江戸末期と伝えられていましたが、棟札から明治3年のものと判明しました。主屋北側の郵便局舎は大正6年の建築で、開局時点から昭和38年1
馬込文士村のレトロ局舎|旧大田南馬込一郵便局 2022.08.28 レトロ郵便局舎 旧大田南馬込一郵便局の概要河原家住宅主屋は明治18年建設の旧馬込小学校の玄関と教場部分を移築して和風住宅に改造したもので、その後昭和38年に同校新校舎の時計台(大正14年建設)を移築して主屋の書斎の上部に設置して現在にいたります。学校建築を活用した時計台のある特異な住宅として地域に親しまれており
インド洋に浮かぶ英領セーシェル宛ての外信はがき|明治31年 2022.08.27 国際郵便体系 英領セーシェル(セイシェル)の概要ここでは19世紀末から20世紀初頭の時期の稀少あるいは特殊な宛先の外国郵便を紹介し、万国郵便連合(UPU)のネットワークの中にある日本に焦点を当てていきます。セーシェルはインド洋に浮かぶ、人口8万人の島嶼国です。面積は種子島ほどに過ぎず、アフリカ圏の国と
大正時代を代表する切手といえば|大正2年 2022.08.26 日本郵便史の知識 新切手図案の募集明治45年7月30日、明治天皇が崩御し、大正天皇が即位しました。新天皇の即位を機に、逓信省は普通切手のデザインを一新することとし、図案の公募を行います。こうして一等に選ばれた田沢昌言(印刷局々員)の図案が切手に採用され、図案者の名に因み、このシリーズを「田沢切手」と呼びます。
一関駅前郵便局の歴代局舎と変遷について|岩手県内の記録 2022.08.24 岩手県内の記録 一関駅前郵便局の郵便局舎の変遷一関駅前郵便局は昭和23年3月21日に「西磐井郡一関町」に開局しました。一関市が市制を開始したのが昭和23年4月1日のことです。その直前に開局したことになります。初代局長は佐藤吉蔵氏です。ここでは歴代の郵便局舎を3つご紹介します。
旧局舎をリノベーションTERA COFFEE and ROASTER|旧横浜妙蓮寺郵便局 2022.08.22 レトロ郵便局舎 旧横浜妙蓮寺郵便局にコーヒーショップが開店「毎日に特別な一杯を。」をコンセプトに横浜に3店舗を展開するテラコーヒーが令和3年末、旧横浜妙蓮寺郵便局をリノベーションして妙蓮寺店としてオープンしました。横浜妙蓮寺郵便局は令和3年2月22日に移転したところに居抜きで入ったかたちです。かつての昭和レトロ
文化複合拠点「ARUNŌ –Yokohama Shinohara-」として再生|旧横浜篠原郵便局 2022.08.21 レトロ郵便局舎 ARUNŌ –Yokohama Shinohara-文化複合拠点「ARUNŌ –Yokohama Shinohara-」(以下、「アルノー」)は令和4年8月10日、新横浜駅篠原口から徒歩4分のところにオープンしました。文化複合拠点「アルノー」の名前の由来は、『アルノウ―ある伝書バトの記録
逓信省の絵はがき発行|明治35年 2022.08.19 日本郵便史の知識 逓信省の絵はがき明治35年、逓信省は、万国郵便連合加盟二五年祝典紀念絵はがきを6枚1組5銭で売り出し、同時に、特殊通信日付印(記念スタンプ)も郵便局、その支局・出張所計62ヵ所で使用しました。絵はがきの発行も記念スタンプの使用も、この時初めてでした。過熱した逓信省絵葉書の人気明治37年9
宮沢賢治が葉書を出した局|旧米里郵便局 2022.08.18 レトロ郵便局舎 旧米里郵便局の概要米里郵便局の設置時点の名称は、人首郵便取扱所(明治7年12月16日)でした。人首(ひとかべ)と聞くと、なんだか不穏な感じもしますが、9世紀初め頃に朝廷軍を苦しめた蝦夷の武将・人首丸の名によるものです。人首丸は地の利を生かして朝廷軍に対して有利に戦いを進めましたが、兵糧攻めに遭い
萩荘郵便局の歴代局舎と変遷について|岩手県内の記録 2022.08.17 岩手県内の記録 萩荘郵便局の郵便局舎の変遷萩荘(はぎしょう)と読みます。昭和29年末まで岩手県西磐井郡萩荘村でしたが、昭和30年1月1日に一関市に合併されました。萩荘郵便局は昭和3年3月16日に荻荘村字境神116-2に開局しました。初代局長は佐々木銀三氏です。ここでは3代にわたる郵便局舎の変遷をご紹介します。
西国街道に面して建つレトロ局舎|旧魚橋郵便局(高砂魚橋郵便局) 2022.08.16 レトロ郵便局舎 旧魚橋郵便局の概要土田家住宅旧魚橋郵便局舎は西国街道(旧街道)に面して建つ旧郵便局舎です。西国街道の宿場町としては加古川宿と御着宿のほぼ中間地点にあたります。明治7年12月に魚橋郵便取扱所が土田家住宅内に設置されたのが同局の始まりであり、擬西洋風の木造建築が2代目局舎に当たり、明治37年頃の建造