大津市の山間集落に現存する旧途中郵便局 2024.08.20 レトロ郵便局舎 旧途中郵便局の概要かつての途中郵便局は滋賀県大津市伊香立途中町(いかたちとちゅうまち)にあります。この地名の由来は、延暦寺の僧侶で千日回峰行という厳しい修行を創始した相応和尚(9世紀の人物)が無道寺と葛川明王院の中間に位置する地を「途中村」と名付けたものと伝えられます。京都市左京区大原小出石町と
メタセコイア並木からも近いレトロ郵便局舎|旧マキノ沢郵便局 2024.05.21 レトロ郵便局舎 旧マキノ沢郵便局の概要マキノ沢郵便局はかつて百瀬郵便局でしたが、マキノ町が発足して百瀬村がなくなってしばらくした昭和30年11月1日にマキノ沢郵便局に改称しました。同局の旧局舎が現存していますので、ここに紹介します。郵便局マークなどの名残はなく綺麗に改装されていますが、玄関付近がいかにも昔の郵便
煉瓦が入った特徴ある外観を持つ旧中主郵便局 2024.05.03 レトロ郵便局舎 旧中主郵便局の概要中主(ちゅうず)と読みます。中主町(ちゅうずちょう)は、滋賀県野洲郡にかつて存在した町で、平成16(2004)年10月1日に野洲郡野洲町との合併により消滅し、野洲市の一部となりました。この地域は琵琶湖に近接し、主に田園地帯が広がる地域でした。町名は、旧来の村名である「中里」と「
複雑な局名変遷をたどったレトロ郵便局|旧高島拝戸郵便局 2023.04.10 レトロ郵便局舎 旧高島拝戸郵便局の概要高島拝戸郵便局は大正元年12月26日にできた高島郵便局を起源とします。滋賀県高島郡高島村大字高島に所在したこともあり、まさに高島郵便局にふさわしい局所でした。しかし、昭和18年4月29日に、 大溝町・高島村・水尾村が合併して高島町(たかしまちょう)が発足すると、もともとの城
湖西にあるヴォーリズ建築局舎|旧今津郵便局 2022.12.06 レトロ郵便局舎 旧今津郵便局の概要今津郵便局の歴史は古く明治5年2月1日設置の今津郵便取扱所にさかのぼることができます。現存する旧今津郵便局舎は琵琶湖周辺に点在するヴォーリズ建築の1つで、高島市今津町今津の辻川通り(ヴォーリズ通り)沿いに建つ昭和11年の郵便局舎です。昭和53年4月16日まで郵便局としての役割を
大正期のタイル貼りの局舎が現存|旧彦根本町郵便局 2022.11.15 レトロ郵便局舎 旧彦根本町郵便局の概要彦根本町郵便局(ひこねほんまちゆうびんきょく)は明治24年5月1日に設置された彦根川原町郵便受取所を起源とします。現存する彦根本町郵便局の旧局舎は大正時代に建設されたもので、明治24年の開局時の郵便局舎から数えて2代目局舎であり、開局時点の仮設的なものも含めれば3代目の局舎
彦根市河原の高崎家住宅|旧川原町郵便局 2022.11.08 レトロ郵便局舎 旧川原町郵便局の概要高崎家住宅は江戸後期の町家であり、彦根川原郵便局舎(ひこねかわら)として改築されたのは昭和9年とされます。登録名は旧川原町郵便局となっているものの、大正14年3月11日時点の設置名は彦根川原郵便局であり、昭和59年12月17日に彦根河原郵便局に改称しており、正式な局所名とは異
逓信協会雑誌にも紹介された三等局建築|旧五個荘郵便局 2022.10.11 レトロ郵便局舎 旧五個荘郵便局の概要東近江市五個荘竜田町の五個荘郵便局は明治36年12月に開設された龍田郵便受取所がその始まりです。国の登録有形文化財に指定された松居家住宅洋館は大正14年の旧郵便局舎で、同年に五箇荘郵便局に改称。昭和58年3月21日まで郵便局として使用されました。同局は平成18年9月まで集配業
ヴォーリズ建築を改装した旧局舎|旧醒井郵便局 2022.08.02 レトロ郵便局舎 旧醒井郵便局の概要醒井(さめがい)郵便局は中山道の醒ヶ井宿に位置する郵便局です。主要な幹線上にあったこともあり、明治5年2月1日と開局時期は早いのですが、明治17年6月末に一度廃止されてしまいました。今回の醒井郵便局につながる郵便局は明治34年2月1日に新設された局で、昭和61年10月まで集配局