旧丹比郵便局の概要
八頭郡八頭町の太田家住宅は、地区の村長を3代務めた太田家が住んでいた邸宅として知られ、明治30年の太田家住宅主屋と門長屋、昭和8年の新建(離れ)がそれぞれ国の登録有形文化財に指定されています。大正4年11月6日開局の丹比(たじひ)郵便局は太田家住宅の門長屋を改築して局舎としました。その後、大正15年11月1日に「たんぴ」に読替改称し、昭和52年3月6日まで郵便局としての役割を果たしました。
旧丹比郵便局の詳細情報
太田家住宅は平成29年5月に改修工事を終え、同年6月から宿泊施設や婚礼などのイベントができる場所に再生されました。太田邸のうち、旧郵便局舎ではカフェを営んでいます。新建は「古民家太田邸」として1日1組限定の旅館となっています。
旧丹比郵便局のアクセス
鳥取県八頭郡は昭和前期のレトロ郵便局舎が数多く残されています。
所在地
〒680-0611
鳥取県八頭郡八頭町富枝38番地
アクセス
若桜鉄道若桜線「丹比駅」から徒歩7分
若桜線「郡家駅」からタクシーで20分
丹比郵便局の基本情報
所在地
〒680-0601
鳥取県八頭郡八頭町北山57-2
丹比郵便局の沿革
大正04.11.06 設置 三等郵便局 読みは「たじひ」
大正15.11.01 現読み「たんぴ」に読替改称
昭和16.02.01 特定郵便局に改定
平成27.03.02 集配廃止 引継:郡家
*沿革は『日本郵便局名鑑 』森 寿博 編著/武田 聡 追補/鳴美、2021年より。