明治初期の土蔵(文化財)を利用した現役局舎|栃窪簡易郵便局

栃窪簡易郵便局の概要

福島県南相馬市の大谷(おおがい)家住宅は土蔵2棟と門が国の登録有形文化財となっています。栃窪簡易郵便局は昭和49年1月25日に設置された簡易郵便局であり、大谷家住宅内に所在します(大谷家が個人受託)。なまこ壁の土蔵を局舎(明治2年頃)にするという全国的にみても珍しい簡易郵便局となっています。

栃窪簡易郵便局の詳細情報

局舎は浜街道と奥州街道を結ぶ「塩の道」に面しており、福島交通のバスの停留所があります。簡易郵便局が開局したときの局舎は大谷家の門を入ってすぐのところにありましたが、土蔵の修繕工事を終えてからは局舎を中蔵部分に移したということです。明治2年頃のなまこ壁を持つ局舎はとてもよい雰囲気で、時おり季節の花などを生けるなど、局長家の細やかな心遣いを感じさせます。土蔵が黒塗りになっているのは、戦時中の空襲対策のためで、現在も当時のままの姿になっています。福島県南相馬市ですが、東日本大震災による影響は軽微だったようです。

栃窪簡易郵便局のアクセス

所在地
〒979-2463
福島県南相馬市鹿島区栃窪小塚64

アクセス
JR常磐線「日立木駅」から4.4km
福島交通バス「鹿島駅前」から「簡易局前」下車徒歩1分

栃窪簡易郵便局の基本情報

栃窪簡易郵便局の沿革
昭和49.01.25 設置 簡易局

ちなみに約4kmほど離れたところに上真野郵便局があり、明治19年から昭和8年にかけて栃窪郵便局と称していた時期があります。

沿革は『日本郵便局名鑑 』森 寿博 編著/武田 聡 追補/鳴美、2021年より。

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