昭和初期の銀行を普通局として利用|旧三次郵便局

旧三次郵便局の概要

三次市は広島県北部にある町で、三次盆地で江の川の支流が交わる河港として、また山陰と山陽を結ぶ交通の要衝として古くから栄えました。郵便局が開設した時期も古く、明治5年2月と早いのが特徴です。三次郵便局は戦前の三等局に止まりましたが、沿革をみると、明治26年2月16日に三等郵便電信局に改定、明治36年4月1日に三等郵便郵便局に改定、明治39年3月1日に特定三等郵便局に改定、昭和16年2月1日に指定郵便局に改定されるなど、他の局よりも規模の大きな局だったことがうかがえます。

旧三次郵便局

旧三次郵便局と建物の前にぽつんと立つ郵便ポスト

旧三次郵便局の詳細情報

三次市歴史民俗資料館(旧三次銀行) は昭和2年に三次銀行社屋として建てられた鉄筋コンクリート2階建ての建造物で、現在は三次市歴史民俗資料館・辻村寿三郎人形館として活用されています。昭和26年10月1日から三次郵便局が入居し、昭和52年9月18日まで局舎として使用されました。三次市歴史民俗資料館となったのは昭和56年のことです。あまり知名度は高くありませんが、昭和初期の建造物に集配普通局が入居するのは異例のことと思われます。

旧三次郵便局

三次市歴史民俗資料館と表示された現在の入口

旧三次郵便局(三次市歴史民俗資料館)のアクセス

所在地
〒728-0021
広島県三次市三次町1236

アクセス
JR「三次駅」から徒歩約18分
中国自動車道「三次IC」から車で約15分
みよし市街地巡回バス くるるん「26番 資料館前」下車

旧三次郵便局

細部の装飾が美しい旧三次郵便局

三次の巴橋と高谷山

三次市内の巴橋と高谷山

三次郵便局の基本情報

三次市歴史民俗資料館と現在の三次郵便局は少し離れた場所にあります。

所在地
〒728-8799
広島県三次市十日市東4-2-2

三次郵便局の沿革
明治05.02.- 設置 郵便取扱所
明治08.01.01 五等郵便局に改定
明治09.-.- 四等郵便局に改定
明治16.10.- 三等郵便局に改定
明治26.02.16 三等郵便電信局に改定
明治36.04.01 三等郵便局に改定
明治39.03.01 特定三等郵便局に改定
昭和16.02.01 指定郵便局に改定
昭和18.03.26 普通郵便局に改定

沿革は『日本郵便局名鑑 』森 寿博 編著/武田 聡 追補/鳴美、2021年より。

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