「郵便局」という名称に統一されたのは明治8年1月1日から 2024.04.20 日本郵便史の知識 改めて「郵便局」とは日本における郵便、郵便貯金、郵便為替、郵便振替、そして簡易生命保険からなるいわゆる郵政三事業の業務は、窓口をはじめとする様々な場所で手がけられています。昭和23年(1948年)に制定された郵政省設置法*(昭和23年法律第244号)によりますと、地方郵政局が担うべき業務の中でも
郵便局の歴史や日本の近代化を象徴する八角時計 2024.04.09 郵便局舎の鑑賞 郵便局のシンボルでもある八角時計八角時計は、明治時代に日本の郵便制度の近代化の一環として導入されました。具体的には、明治7年(1874年)から全国の郵便役所や取扱所に設置され始めました。この時計は、郵便物を時間通りに集めたり運送したりするための重要な役割を果たしました。当時、時計は珍
郵政省時代の郵便局とその種類について 2024.04.01 日本郵便史の知識 郵政省の「現業事務」を行った郵便局とその種類について郵政省設置法第8条には「郵務局の事務」が定められ、「5 郵便局を設置し、又は廃止すること」「6 郵便局における郵便に関する窓口取扱時間及び取扱事務の範囲を定めること」「7 郵便物の運送契約をすること」「8 郵便切手その他郵便料金をあらわす証票を
5桁の郵便番号は何を表しているの?|昭和43年 2022.11.11 日本郵便史の知識 郵便番号制度の開始昭和43年7月1日から郵便番号制度がはじまりました。3桁か5桁で構成されたもので、最初の2桁は都道府県市区などの行政区画、3桁目は地区の郵便局を表しています。そして必要に応じて4桁目と5桁目には、末端の郵便局や私書箱を表す番号が追加されました。仕組みは一定の位置に五つの赤い枠を
地方逓信官制によってできた三等郵便局|明治19年 2022.07.08 日本郵便史の知識 三等郵便局の誕生郵便局に一等から五等まで等級を付けていた時代もあったが、地方逓信官制が敷かれた明治19年3月から郵便局は三等級制になりました。ごく簡単にいえば、官立の一等局は大きな都市に、同じく二等局は大都市に次ぐ中小都市に、請負制の三等局は最寄りの町や村に、それぞれ設置された郵便局のことです。
五等郵便局制|明治8年 2022.05.27 日本郵便史の知識 郵便局の等級明治6年4月、事務の繁閑により256ヵ所の重立郵便取扱所を「郵便仮役所」とし、二等から四等に格付けしました。郵便取扱人については、一等から七等までの等級を設け、口米もその等級に応じて支給することになりました。その後、明治8年に官吏出張の郵便役所を一等郵便局に、郵便仮役所をその
集配局と無集配局 2022.01.15 日本郵便史の知識 集配局と無集配局の定義本サイトが扱うレトロ郵便局の時代の定義ではありますが、郵便局は大きく鉄道郵便局と通常郵便局に分かれます。鉄道郵便局は例外なく普通郵便局でしたが、通常郵便局には普通郵便局と特定郵便局があります。通常郵便局は、大きく集配局と無集配局に大別されます。都市部においてはほとんどの場合
「郵便局」は明治8年から 2022.01.07 日本郵便史の知識 創業時点は郵便役所・郵便取扱所日本に「郵便局」ができたのはいつからかご存じでしょうか。日本の郵便が明治4年3月1日(1871年4月20日)に東京大阪間で始まったのは有名ですが、創業時点で設置されたのは3つの郵便役所と62の郵便取扱所で、当初は「郵便局」ではありませんでした。全国各地にあった郵便取