岩谷堂(江刺)郵便局の歴代局舎と変遷について|岩手県内の記録 2023.06.28 岩手県内の記録 初期の岩谷堂郵便局の変遷江刺郵便局は岩谷堂郵便取扱所として明治7年4月1日(推定)に開局し、明治8年1月1日に岩谷堂郵便局となりました。昭和35年11月1日に普通局となり、昭和42年4月1日に江刺郵便局と改称しました。ただし、同局の明治7-8年頃の沿革には諸説あります。たとえば、江刺局の沿革誌に
江刺郵便局に到着した一関・盛岡間自動車便 2023.06.25 岩手県内の記録 一関・盛岡間自動車便一関・盛岡間自動車便は昭和53年10月2日に開始されました。江刺郵便局が六日町4-1(当時は六日町38-1。現在の六日町共和会館)に所在した昭和56年5月に地元郵趣家の荻田栄治氏が撮影したものです。(荻田栄治さんのご厚意により収集された
岩谷堂(江刺)郵便局の自動車便等の変遷 2023.06.21 岩手県内の記録 岩谷堂(江刺)郵便局における逓送・集配の様子江刺郵便局の郵便逓送、集配の様子を地元郵趣家の荻田栄治氏が丹念に記録に残していました。郵便のプロセスを記録したものは意外に少なく、しかも1つの集配局と定点的に記録したものという意味では、大変に貴重な記録だと考えられます。ここでは当時の写真を精選してご紹
江刺郡の乗合馬車・鉄道馬車関係|岩手県 2023.06.18 岩手県内の記録 乗合馬車と鉄道馬車日本鉄道の駅として水沢駅(東北本線)が開業したのが明治23年11月1日のこと。ちょうど一関盛岡間が開通したときにあたります。岩谷堂(江刺)が鉄道開通を拒否したこともあり、この地域の人が便利な鉄道を利用するためには、水沢まで出る必要がありました。そのため、明治30年代から乗合馬車
江刺郵便局の追憶|昭和47年から昭和51年頃 2023.06.16 岩手県内の記録 江刺郵便局のポストの新旧交代江刺郵便局の過去の写真をいくつかご紹介したいと思います。ここにみえるのは、江刺郵便局前の新旧のポストが交代するところです。従来の郵便差出箱1号(丸型)の後継ポストとして、郵便差出箱1号(角型)が昭和45年に登場しました。郵便物が100通以上投函されるような地域に設置さ
岩谷堂(江刺)郵便局における郵便局長の処遇 2023.06.14 岩手県内の記録 はじめにここでは、明治16年から明治28年までの郵便局の辞令類を取り上げます。ここでは岩屋堂(江刺)郵便局の事例としてご覧いただければと思います。三等郵便局長の処遇や栄典については、『特定局大鑑 第1巻』(小池善次郎、1950年)の第三扁において網羅的な研究が行われているので、そちらに譲りたいと
口内郵便局の歴代局舎と変遷について|岩手県内の記録 2023.06.10 岩手県内の記録 口内郵便局の郵便局舎の変遷口内(くちない)と読みます。口内郵便局は明治34年2月1日に開局した三等郵便局で、設置時点の名称は「福岡」でした。明治35年3月25日に現名称に改称されました。昭和16年2月1日に.特定郵便局に改定され、平成の終わり頃まで集配業務を行っていました。行政の上では江
菅生簡易郵便局の局舎と変遷について|岩手県内の記録 2023.06.07 岩手県内の記録 菅生簡易郵便局の郵便局舎の変遷菅生(すごう)と読みます。菅生簡易郵便局は昭和41年10月11日、設置されました。同じ局舎を昭和47年頃(50年?)、平成元年、平成11年と定点観測した結果がこの3枚の写真です。窓ガラス部分に柵が設置されて防犯対策が強化されたことなどがうかがえます。令和に入っても同