旧鉛郵便局の歴代局舎と変遷について|岩手県内の記録 2023.08.09 岩手県内の記録 旧鉛郵便局の郵便局舎の変遷鉛郵便局は明治13年7月1日に五等郵便局の大沢郵便局として設置されました。明治19年4月26日、三等郵便局に改定されました。同局は陸中鉛温泉(花巻温泉峡)に所在することもあり、明治34年2月1日に移転・改称しました。昭和2年5月16日に集配廃止し、昭和16年2月1日に特
旧大石郵便局の歴代局舎と変遷について|岩手県内の記録 2023.05.01 レトロ郵便局舎 旧大石郵便局の郵便局舎の変遷大石郵便局は昭和14年2月11日に本屋敷郵便取扱所として設置されました。所在地は湯田町本屋敷63番地で、初代局長は高橋能得氏でした。昭和15年12月1日に三等無集局に改定され、昭和16年2月1日に特定無集局に改定されました。昭和39年5月1日に現名称の大石郵便局に移転
郵便・郵貯・簡保の民営化|平成19年 2022.12.02 日本郵便史の知識 郵政三事業の民営化平成19年10月1日、郵便・郵便貯金・簡易生命保険の郵政三事業が民営化され、日本郵政グループが誕生しました。現在、日本郵便は2万の直営郵便局と4千の簡易郵便局で構成する全国ネットワークを維持し、うち過疎地には7千7百局が設置されています。郵便ポストは全国に18万本。このほか切手
カフェレストラン「伊那佐郵人」として営業|旧伊那佐郵便局 2022.11.29 レトロ郵便局舎 旧伊那佐郵便局の概要旧伊那佐郵便局は昭和9年5月21日に設置された郵便取扱所に始まり、昭和11年4月に郵便局に改定されました。2階建ての初代郵便局舎がそのまま現存しています。局舎のオーナー(旧局長家)は伊那佐山に由来する伊那佐という地名を局名に残したかったと考えたそうですが、昭和49年10月14
津谷川郵便局の歴代局舎と変遷について|岩手県内の記録 2022.10.12 岩手県内の記録 津谷川郵便局の郵便局舎の変遷津谷川郵便局は昭和13年4月16日に津谷川郵便取扱所として大津保村津谷川字本宿24番地に開局しました。初代局長は小野寺権亮氏です。昭和15年12月1日に津谷川郵便局に改定されました。平成元年3月31日限りで廃局となり、新たに津谷川簡易郵便局となりました。初代の郵便局舎
日形郵便局の歴代局舎と変遷について|岩手県内の記録 2022.08.08 岩手県内の記録 日形郵便局の郵便局舎の変遷日形郵便局は明治41年2月11日に日形村71番戸に開局しました。初代局長は小野寺正太郎氏です。日形郵便局としては平成3年3月31日限りで廃局となりました。翌日から簡易郵便局として、日形簡易郵便局として開局しています。かつての日形郵便局舎を再利用した局舎で運営していました
ノスタルジーを感じさせる右書き郵便局看板 2022.07.30 郵便局舎の鑑賞 切手の国名表記や消印の局名表示などをみていても、昭和20年代までに右書きの習慣がほとんどなくなり、左書きの郵便局名表記が一般的になりました。ここでは戦前にできたレトロ郵便局の出入り口に掲げられた看板のうち、右書きのものばかりを集めてみました。堂々とした楷書体のもの、エレガントな雰囲気の隷書、軽妙洒脱
1枚1枚が味わい深い左書きの郵便局看板 2022.07.30 郵便局舎の鑑賞 レトロ郵便局を訪問してみつけた左書きの郵便局看板を一挙にご紹介したいと思います。郵便局看板の制作年代は特定が難しいことが多いのですが、ここに示すものは左書きのため、概ね昭和20年代後半以降のものが中心的に思われますが、中には平成以降に付け替えが行われたものも含むものと考えられます。定数調査を試みたわ
レトロ郵便局舎を引き立てるシンボルツリーの数々 2022.07.27 郵便局舎の鑑賞 郵便局とシンボルツリーレトロ郵便局の敷地内にはさまざまな種類の樹木が植えられています。景観を高める効果、防風林や屋敷森としての効果、郵便局舎の権威を高める効果、郵便局の利用客のプライバシー保護のためなど、さまざまな効果が期待されます。また、植物の種類によっては当然見ごろの時期も異なります
奥地の炭鉱開発とともに形成された集配局|旧我路郵便局 2022.07.24 レトロ郵便局舎 旧我路郵便局の概要我路郵便局は設置時点の名称である美唄炭山郵便局といったほうがわかりやすいかもしれません。同局は大正時代の炭鉱開発とともに大正5年7月16日に設置された局で、初代炭鉱長が付けたとされる地名を採用して我路郵便局と改称になったのは昭和9年4月1日のことです。昭和24年4月1日には普通
令和における現役のレトロ郵便局舎 2022.07.03 郵便局舎の鑑賞 現役のレトロ郵便局舎(2023/2/21現在)戦前から概ね昭和30年代初め頃までにできた木造郵便局舎のうち、簡易郵便局などの局舎として活用されている事例を紹介したいと思います。かつての三等郵便局、中には集配業務を行っていた規模の大きなものまでが、今もなお現役の簡易郵便局舎として、地方における通信
装飾された〒マーク、装飾としての〒マーク 2022.02.27 郵便局舎の鑑賞 郵便マークを使った壁面装飾郵便マークは逓信省の最初の文字'テ'を図案化したもので、地図記号のように○で囲ったり、緑の葉の装飾を加えたり、紋様のようにさりげなく使用したりとさまざまな郵便マークがレトロ郵便局舎の壁面にみられます。地方の三等局の設計を担った職人さんの心意気を感じさせる趣向をこらした郵