興田郵便局の歴代局舎と変遷について|岩手県内の記録 2022.10.26 岩手県内の記録 興田郵便局の郵便局舎の変遷興田郵便局は明治34年2月1日に沖田郵便局として興田村沖田16番戸に開局しました。初代局長は鈴木茂穂氏です。大正4年7月15日に興田郵便局と改称しました。ここに示す写真は昭和4年12月にできた郵便局舎で、昭和40年まで営業していました。東磐井郡興田村(おきたむら
明治終わりの現存レトロ郵便局舎|旧川口郵便局(徳島県) 2022.10.25 レトロ郵便局舎 旧川口郵便局の概要徳島の川口郵便局は長い間、集配特定局でした。明治8年1月2日開局の国政郵便局が始まりで、明治19年2月1日に川口郵便局に改称しています。現地資料によると、国の登録有形文化財としての川口郵便局(旧川口郵便局局舎及び主屋)は明治38年の局舎であり、昭和54年に改修を行いました。『局
集合郵便受箱と住居表示の整備|昭和30年代 2022.10.21 日本郵便史の知識 集合郵便受箱の設置昭和30年代半ばになると、日本の人口は大都市圏とその周辺に集中します。それに伴って建物の高層化集合化が進み階段を上り下りして郵便を配達することが多くなりました。そこで昭和36年にエレベーターのない三階建て以上の建物については、建物の出入口やその周辺に集合郵便受箱を設置することを
矢越郵便局の歴代局舎と変遷について|岩手県内の記録 2022.10.19 岩手県内の記録 矢越郵便局の郵便局舎の変遷矢越郵便局は昭和16年3月11日に矢越村字境田93-3に開局しました。初代局長は千葉良平氏です。東磐井郡矢越村は昭和30年3月31日まで存在した村で、4月1日に室根村に合併しました。現在の一関市室根町矢越にあたります。
風待ち港で知られる古い街並みに佇むレトロ郵便局舎|旧引田郵便局 2022.10.18 レトロ郵便局舎 旧引田郵便局の概要引田(ひけた)は香川県東部に位置し、かつての大内郡の村でしたが、明治に大内郡と寒川郡が合併して、大川郡の引田村となりました。その後、平成15年の合併で、周辺の大内町・白鳥町・引田町とともに東かがわ市となりました。引田郵便局は明治5年7月1日開局の郵便取扱所まで遡ることが
高度経済成長期と郵便|昭和30年代 2022.10.14 日本郵便史の知識 経済成長期の郵便事業昭和30年代、40年代に入ると、岩戸景気など長期の大型景気に支えられ、日本経済は高度成長を続けました。貿易と外国為替が自由化され、わが国は国際経済の檜舞台で先進各国と肩を並べるまでになっていきます。産業界では業務の情報化やコンピュータ化がはじまります。このような経済発展を受け
津谷川郵便局の歴代局舎と変遷について|岩手県内の記録 2022.10.12 岩手県内の記録 津谷川郵便局の郵便局舎の変遷津谷川郵便局は昭和13年4月16日に津谷川郵便取扱所として大津保村津谷川字本宿24番地に開局しました。初代局長は小野寺権亮氏です。昭和15年12月1日に津谷川郵便局に改定されました。平成元年3月31日限りで廃局となり、新たに津谷川簡易郵便局となりました。初代の郵便局舎
逓信協会雑誌にも紹介された三等局建築|旧五個荘郵便局 2022.10.11 レトロ郵便局舎 旧五個荘郵便局の概要東近江市五個荘竜田町の五個荘郵便局は明治36年12月に開設された龍田郵便受取所がその始まりです。国の登録有形文化財に指定された松居家住宅洋館は大正14年の旧郵便局舎で、同年に五箇荘郵便局に改称。昭和58年3月21日まで郵便局として使用されました。同局は平成18年9月まで集配業
逓信省から郵政省へ|昭和24年 2022.10.07 日本郵便史の知識 万国郵便連合への復帰占領下の日本を象徴する出来事として、第12回万国郵便連合(UPU)大会議が昭和22年5月パリで開催されたことを紹介します。敗戦国の日本は大会議には招かれず、代わりにGHQの職員が参加したのでした。大会ではUPUが国際連合の機関となることが決定され、新たな万国郵便条約が締結され
室根郵便局の歴代局舎と変遷について|岩手県内の記録 2022.10.05 岩手県内の記録 室根郵便局の郵便局舎の変遷室根郵便局は明治6年3月12日に折壁郵便取扱所として折壁村下折壁67番戸に開局しました。初代局長は小山弥助氏です。同8年1月1日に折壁郵便局となりました。昭和48年4月1日に室根郵便局と改称しています。折壁村はかつて東磐井郡にあった村で、昭和30年4月1日に室根
日本最古の現存レトロ郵便局舎の1つ|旧江津郵便局 2022.10.04 レトロ郵便局舎 旧江津郵便局の概要島根県西部にある江津市(ごうつし)にある江津郵便局は明治5年7月1日開局の郷田郵便取扱所を起源とし、明治23年4月1日に江津郵便局に改称しました。旧江津郵便局舎は郵便局長が地元の材木商豊田藤太郎に依頼して建てた明治20年(頃)のものとされ、郷田郵便局という名称で営業していた時期