新たな郵便の聖地-郵便名柄館|旧名柄郵便局 2022.07.29 レトロ郵便局舎 旧名柄郵便局の概要池口小太郎と聞いて、作家の堺屋太一氏(1935-2019年)のことだとわかる方はかなりの通なのではないでしょうか。名柄郵便局は明治35年11月16日に名柄郵便受取所として設置され、明治36年12月5日に郵便電信受取所に改定、さらに明治38年4月1日に三等無集局に改定されました。
郵便創業期の遺構の貴重な現存例―松本家住宅|旧茗荷郵便局 2022.07.28 レトロ郵便局舎 旧茗荷郵便局の概要奈良・茗荷(みょうが)郵便局は明治5年6月1日開局(『局所原簿』)の茗荷郵便取扱所を起源とし、明治8年1月1日に五等郵便局に改定されました。明治19年4月16日に三等郵便局となってからは典型的な地方の集配三等局・集配特定局として歩み、令和に入ってもなお集配業務を継続している局で
レトロ郵便局舎を引き立てるシンボルツリーの数々 2022.07.27 郵便局舎の鑑賞 郵便局とシンボルツリーレトロ郵便局の敷地内にはさまざまな種類の樹木が植えられています。景観を高める効果、防風林や屋敷森としての効果、郵便局舎の権威を高める効果、郵便局の利用客のプライバシー保護のためなど、さまざまな効果が期待されます。また、植物の種類によっては当然見ごろの時期も異なります
奥会津の豪商 細井家が経営した三等局|旧静川郵便局 2022.07.26 レトロ郵便局舎 旧静川郵便局の概要会津の地に郵便がもたらされたのは、郵便創業から1年後のことでした。当時、中央にあった大蔵省駅逓寮は全国各地に巡廻掛を派遣し、各府県の郵便掛と協議しながら、郵便取扱所の設置や取扱人の選定などを行っていたのですが、若松県に巡廻掛が派遣されたのは明治5年3月でした。初代局長にあたる細
旧河内木綿商家・萩原家住宅|旧恩智郵便局 2022.07.24 レトロ郵便局舎 旧恩智郵便局の概要萩原家住宅は東高野街道沿いにあり、かつては木綿問屋・織元でした。宝暦年間(1751-1764年)の築造です。萩原家と郵便事業との関わりは明治9年5月に始まります*。「恩知」郵便局として萩原家住宅主屋の一部を利用して開局したのが最初です。同局は明治18年に「恩智」に改称し
奥地の炭鉱開発とともに形成された集配局|旧我路郵便局 2022.07.24 レトロ郵便局舎 旧我路郵便局の概要我路郵便局は設置時点の名称である美唄炭山郵便局といったほうがわかりやすいかもしれません。同局は大正時代の炭鉱開発とともに大正5年7月16日に設置された局で、初代炭鉱長が付けたとされる地名を採用して我路郵便局と改称になったのは昭和9年4月1日のことです。昭和24年4月1日には普通
初めての記念切手発行はいつ?|明治27年 2022.07.22 日本郵便史の知識 明治銀婚記念発行の経緯明治27年3月9日、明治天皇の大婚二十五年祝典が盛大に挙行されました。その準備の進むなか、横浜在住の一外国人の投書をきっかけに、記念切手を発行すべしとの機運が急速に高まり、印刷局は2週間という超短納期*で、無事、記念切手の製造を完了しました。国内書状用の2銭切手と外国書状用
ランチとカフェを提供する「星宿」として利用|旧大久野郵便局 2022.07.20 レトロ郵便局舎 旧大久野郵便局の概要まず局名ですが、大久野(おおぐの)と読みます。昭和10年9月16日に大久野郵便取扱所として開局し、昭和11年10月16日に三等無集局に改定されました。大久野村は明治22年4月1日の町村制施行により単独で神奈川県西多摩郡大久野村となり、明治26年4月1日に東京都に移管さ
昭和8年に川越市駅前郵便局として設置|旧川越六軒町郵便局 2022.07.19 レトロ郵便局舎 旧六軒町郵便局の概要川越六軒町(かわごえろっけんまち)郵便局は昭和8年6月1日に川越市駅前郵便局として設置された郵便局で、昭和17年9月に現在の名称に改称されました。開局から一貫して無集局となっています。なお、川越市駅は大正3年5月1日に東上鉄道の川越町駅として開業しました。六軒町の住民が寄附し
小坂秀雄の現存するモダニズム建築|旧郵政省小樽地方貯金局 2022.07.18 逓信省技師の肖像 旧郵政省小樽地方貯金局の概要郵政省小樽地方貯金局は昭和27年にできた鉄筋コンクリートの建物で、地下1階・地上3階建てとなっています。設計を担当したのは小坂秀雄で、逓信建築の流れを汲むモダニズム建築の現存庁舎として知られます。昭和54年8月19日から小樽市立美術館となり、小樽にゆかりのある美術家の
かつて問丸を営んだ武藤家住宅|旧福良郵便局(福島県) 2022.07.17 レトロ郵便局舎 旧福良郵便局の概要福良と聞くと、淡路島を思い浮かべるかもしれませんが、ここでは福島県の福良郵便局を扱いたいと思います。福良は白河街道の宿場町で、福良宿からみて西側が赤津宿・東側が三代宿となります。福良宿は会津若松からおよそ1日の行程だったことから宿をとる人も多くありました。安積郡福良村は昭和30
小包郵便はいつから?|明治25年 2022.07.15 日本郵便史の知識 小包郵便は東京管内で試行明治25年6月、小包郵便法が公布され、まず同年10月から東京管内の19局において小包郵便が開始されました。郵便料金は距離と重量により決められ、距離別は20里から300里超の10段階、重量別は200匁から1貫500匁までの7段階と、複雑な料金体系である。最低は6銭、最高は9