NTT東日本長者町ビル(旧横浜中央電話局長者町分局)|上浪 朗 2022.06.08 逓信省技師の肖像 旧横浜中央電話局長者町分局の概要逓信省技師上浪 朗が設計に携わった初期の建築として知られます。当時の逓信省は電話普及に伴う庁舎の建設ラッシュで、多くの逓信省技師が腕を競っていた時期にあたります。施工は大林組でした。大正期にできた現役オフィスビルとしても貴重な存在といえるでしょう。旧横
婚礼会場として再生した逓信省姫路電信局別館|上浪 朗 2022.06.07 逓信省技師の肖像 旧姫路郵便局電話分室の概要旧姫路郵便局電話分室は、逓信省技師の上浪 朗が設計した現存する建築物の1つで、姫路城中曲輪跡の一角に立地しています。昭和3年12月に起工、昭和5年1月に電話交換局として竣工しました。監督職員は坂谷富次郎、施工は細野組です。敷地は2面を道路に接する不定形の敷地で、北と西側
旧芦屋郵便局電話事務室を設計|上浪 朗 2022.06.07 逓信省技師の肖像 旧芦屋郵便局電話事務室の概要吉田鉄郎、山田 守と同世代の逓信省技師の中に、上浪 朗(うえなみあきら)がいます。上浪は明治30年に大阪に生まれ 、大正 11 年に東京大学工学部建 築学科を卒業し、同年逓信省経理局営繕課に進み、逓信省の建築家になりました。旧芦屋郵便局電話事務室は昭和4年に上浪が設計
昭和初期の郵便局舎を利用した現役局舎|薦原簡易郵便局 2022.06.07 レトロ郵便局舎 薦原簡易郵便局の概要薦原(こもはら)簡易郵便局と読みます。名張市薦生(こもお)という町名にあります。明治22年に薦生村・西田原村などが合併して薦原村となり、昭和17年まで続きました。昭和11年に郵便取扱所を開設し、昭和15年に三等局に昇格しました。薦原簡易郵便局の詳細情報薦原簡易
小判切手の前史について|明治7-9年 2022.06.03 日本郵便史の知識 はじめにイタリア出身のお雇い外国人のエドアルド・キヨッソーネが紙幣・切手印刷、美術指導も含めた大きな足跡を残したことがあまりにも有名ですが、紙幣頭を務めた得能良介、紙幣印刷で活躍した矢嶋作郎(矢島作郎)の名にも注意しながらお読みください。(編)(以下、近辻喜一氏による解説)紙幣寮の新
スクラッチタイル貼りが美しい|旧丸森郵便局 2022.05.31 レトロ郵便局舎 旧丸森郵便局の概要丸森郵便局は明治7年12月に設置された郵便取扱所が始まりです。明治8年1月に丸森郵便局と改定されました。丸森町は丸森は養蚕がさかんで、伊達政宗の初陣の地としても知られます。江戸時代後期から昭和初期にかけて7代にわたって栄えた豪商、齋藤理助氏の屋敷である「齋理屋敷」にも近く、歴史
昭和初期の山口相互銀行 萩支店を郵便局に|萩たまち郵便局 2022.05.29 レトロ郵便局舎 萩たまち郵便局の概要萩田町商店街の中にあるから、「萩たまち郵便局」です。昭和初期の山口相互銀行 萩支店だった建物に、平成7年に新設された無集配特定郵便局が入居したかたちです。萩たまち郵便局の詳細情報商店街のアーケイドの中に存在する局舎です。局舎は元々銀行として建てられたものを使っ
五等郵便局制|明治8年 2022.05.27 日本郵便史の知識 郵便局の等級明治6年4月、事務の繁閑により256ヵ所の重立郵便取扱所を「郵便仮役所」とし、二等から四等に格付けしました。郵便取扱人については、一等から七等までの等級を設け、口米もその等級に応じて支給することになりました。その後、明治8年に官吏出張の郵便役所を一等郵便局に、郵便仮役所をその
三等郵便局の通話施設 2022.05.26 郵便局舎の鑑賞 郵便局の「電話室」レトロ郵便局に入ると、入口のほうに公衆電話のスペースが残されていることがあります。明治の終わり頃から、「通話券」と呼ばれる式紙に郵便切手を貼って郵便局で電話をしたのです。そのためのガラス張りのスペースが確保されています。すりガラスに「電話室」と白ペンキで記載されたものが一般的で
山梨県の山間部にある明治末期の現存局舎|旧上九一色郵便局 2022.05.24 レトロ郵便局舎 旧上九一色郵便局の概要九一色という地名は九一色衆と呼ばれる在郷の武士団に由来し、明治22年7月1日に九一色村の一部から上九一色村が発足しました。甲府市のサイトによると、土橋助右衛門宅に明治7年7月1日に古関(ふるせき)郵便取扱所*として設置したのが、上九一色郵便局の始まりです。また、かつての西八
日本における外国郵便はいつから?|明治8年 2022.05.20 日本郵便史の知識 日米郵便交換条約の締結明治6年2月、駅逓寮は、外国郵便業務に精通したアメリカ人のサミュエル・M・ブライアンをお雇い外国人として招聘しました。ブライアンは対米交渉を担当し、同年8月に日米郵便交換条約に調印、翌年4月にワシントンで批准書交換、6月に条約が公布されました。明治8年1月5日、横浜郵便
現役は1本?幻の郵便差出箱6号 2022.05.18 郵便ポストの話題 幻の郵便ポストとして知られる郵便差出箱6号郵便差出箱6号は昭和34年4月にできた郵便ポストで、法的根拠のある郵便ポストのうち、もっとも数少ない郵便ポストとして知られます。一般差出用の通常の郵便ポストの機能に加えて、配達郵便物前送保管を兼ねたもので、足がなく、左右に取り出し口があるのが特徴となって