尾州廻船内海船船主 内田家(旧内田佐七家)|東端郵便取扱所(現・内海郵便局) 2022.05.17 レトロ郵便局舎 旧東端郵便取扱所の概要現在の内海郵便局の沿革を辿っていくと、明治7年6月に開設された東端(ひがしばた)郵便取扱所まで遡ることができます。明治12年3月に現名称に改称しました。江戸時代から明治にかけて活躍した旧内田家住宅(重要文化財)であることが注目されますが、郵便取扱所・郵便局として営業していた
文献紹介|岩手県のレトロ郵便局写真集2編 2022.05.16 岩手県内の記録 郵趣家によるレトロ郵便局の考察本サイト「レトロ郵便局」は明治・大正・昭和の郵便局舎を1つのきっかけにしながら、主に三等郵便局が果たしてきた地域貢献、郵便局長の社会的地位、日本郵便史と郷土史の関連、文化財としての保存・活用の可能性などに関心を向けつつ、情報発信をしています。こうした関心を持
沖縄の離島にある現役簡易局|久高島簡易郵便局 2022.05.15 レトロ郵便局舎 久高島簡易郵便局の概要久高島簡易郵便局は島内唯一の集落の中心地に位置しています。すでに使われなくなって久しい公民館を解体して、平成17年3月3日の開局にこぎつけました。気象条件の厳しい沖縄県内には今から50年前の沖縄返還前のレトロな郵便局舎は現存しないものと見られ、本サイトで取り上げる基
日本最初の官製はがき(紅枠はがき)とその後|明治6-8年 2022.05.13 日本郵便史の知識 二つ折はがきの発行わが国最初の郵便はがきが、明治6年12月に発行されました。オーストリアが世界最初の郵便葉書を発行してから、わずか4年後のことです。薄手の洋紙を縦長に二つ折りにした形状から、「二つ折はがき」と呼ばれます。市内用半銭と国内用1銭の2種類があり、共通の枠が紅色で刷られていることから、
モルタル造の局舎を地域で活用|旧掛塚郵便局(竜洋郵便局) 2022.05.10 レトロ郵便局舎 旧掛塚郵便局の概要掛塚郵便局は明治6年6月16日に開局した掛塚郵便局取扱所に始まります。昭和30年8月16日には竜洋郵便局に改称しました。現在は磐田市内ですが、当時の町名である磐田郡竜洋町に合わせたものです。同地は天竜川の木材が集まった場所で、木工・製材の町として栄えていたところで知られます。明
東京中央郵便局と東京駅を結んだ日本初の地下電車|大正4-6年 2022.05.07 日本郵便史の知識 東京中央郵便局と東京駅を結ぶ地下電車の構想明治22(1889)年、新橋から神戸までの東海道線が全通し、当時「三菱が原」と呼ばれた皇居(宮城)正面の原野に中央停車場(東京駅)を建設することが、明治29(1896)年の第9回帝国議会で決定され、明治41(1908)年から駅舎工事が開始されました。
郵便の政府専掌が決まったのはいつ?|明治6年 2022.05.06 日本郵便史の知識 均一料金制度と政府専掌明治6年3月10日、郵便料金を全国均一にすることと、郵便事業を政府専掌とすることを定めた太政官布告(第九七号)が出され、翌4月1日から実施されました。わが国の郵便史上、もっとも重要な布告の1つです。布告前段には、「郵便賃銭ノ稱呼ヲ廃シ郵税ヲ興シ量目等一ノ信書ハ里数ノ
對雙鑑浦堂として地域のために活用|旧野間郵便局 2022.05.03 レトロ郵便局舎 旧野間郵便局の概要野間郵便局は愛知県美浜町にある郵便局で、明治13年12月に設置されました。美浜町は知多半島南部に位置する自治体で、三河湾と伊勢湾に面していますが、野間郵便局は伊勢湾の海岸線近くにあります。国の登録有形文化財として知られる擬西洋風局舎が有名ですが、野間郵便局の歴代局舎が複数現存し
郵便の全国展開が決まったのはいつ?|明治5年 2022.04.29 日本郵便史の知識 郵便の全国展開明治5年1月の駅逓寮の会議では、東京以西南の郵便線路があらかた整ったのを受けて、残る東京以東北の地方においても速やかに郵便線路を延伸させることとし、同地方に駅逓寮から官員を巡回させることを決定しました。明治4年8月、駅逓頭に就任した前島は、欧米で習得した新しい知識に基づいて、郵便全
現存する明治末期の二等郵便局|旧軽井沢郵便局(軽井沢タリアセン・明治四十四年館) 2022.04.27 レトロ郵便局舎 旧軽井沢郵便局の概要もともと軽井沢には、明治5年9月24日開局の軽井沢郵便取扱所(明治8年1月1日に郵便局に改定)がありましたが、明治17年8月15日に廃止され、それから数年間は近隣の追分郵便局が集配を行うことになります。軽井沢宿は中山道の宿場町であり、追分宿(信濃追分)・沓掛宿(中軽井沢)とと
後藤家住宅旧郵便局舎|旧岐阜東郵便局(旧芥見郵便局) 2022.04.23 レトロ郵便局舎 旧芥見郵便局(後藤家住宅旧郵便局舎)の概要岐阜県の芥見郵便局(現・岐阜東郵便局)は明治9年9月にできた五等郵便局の芥見郵便局を起源とします。明治36年3月5日からは後藤家が郵便局長を務め、現存する旧郵便局舎は昭和12年5月11日に旧局舎に隣接する位置に新築されたものです。もともと岐阜県稲葉郡芥見
日本切手に裏糊が引かれた最初とは|明治5年 2022.04.22 日本郵便史の知識 新貨条例と竜銭切手「新貨条例」が、明治4年6月に太政官より布告されました。同年12月より、旧貨幣と新銭貨との交換が開始されたことを受けて、明治5年1月に郵便料金が文単位から銭単位に改定されました(銭百文=一銭)。翌2月(1872年4月)、半銭、一銭、二銭、五銭の新しい額面の切手が発行されています